楽天日本株4.3倍ブルのようなレバレッジ型投資信託では、相場の状況に応じて一部だけ利益確定したいと考える場面があります。しかし、投資信託は株式のように購入日ごとの保有分を指定して売却する仕組みではないため、初心者の方は操作方法で迷うことがあります。この記事では、楽天日本株4.3倍ブルを一部売却するときの考え方や、購入した一部だけを売りたい場合の方法について解説します。
投資信託は購入日ごとに売却する仕組みではない
株式の場合は「この日に買った100株だけ売る」という指定ができますが、投資信託では基本的に保有している口数単位で売却します。
例えば、1日目に10万円分、2日目に50万円分を購入した場合でも、楽天日本株4.3倍ブルではそれぞれ別の商品として管理されるわけではなく、同じ投資信託の保有口数として合算されています。
そのため、「1日目に買った10万円分だけを売る」という指定方法は、通常の投資信託の売却画面では用意されていません。
楽天日本株4.3倍ブルの一部売却方法
iGrowなどの投資信託売却画面で表示される「全部売却」「一部売却金額指定」「一部売却口数指定」は、それぞれ売却する量を指定するための項目です。
購入した金額分だけを売りたい場合は、「一部売却金額指定」を利用して、売却したい金額を入力する方法が一般的です。
ただし、投資信託では購入した時点の価格ではなく、売却注文時に決まる基準価額によって売却金額が計算されます。そのため、「10万円で買った分をそのまま10万円分売る」という意味ではありません。
購入した10万円分だけ利益確定したい場合の考え方
例えば、1日目に10万円購入し、2日目に50万円購入した後、価格上昇によって評価額が70万円以上になったとします。
この場合、「最初の10万円分だけ売却して元本を回収したい」という考え方であれば、保有口数の一部を売却することで近い調整ができます。
具体的には、現在の評価額や保有口数を確認し、売却したい割合を計算して一部売却します。購入日の違いではなく、現在保有している全体の口数から何割売るかという考え方になります。
一部売却金額指定と口数指定の違い
「一部売却金額指定」は、売却したい金額を入力する方法です。例えば「10万円分売却したい」という場合に利用しやすい方法です。
一方、「一部売却口数指定」は、売却する投資信託の口数を直接指定する方法です。投資信託に慣れている人や、保有割合を細かく調整したい場合に利用されます。
初心者の場合は、具体的な金額で管理したいケースが多いため、「一部売却金額指定」の方が分かりやすいことが多いです。
レバレッジ型投資信託を売却するときの注意点
楽天日本株4.3倍ブルのようなレバレッジ型ファンドは、日本株市場の値動きに対して大きな変動をする特徴があります。
大きな利益が期待できる一方で、相場が反対方向に動いた場合の下落幅も大きくなる可能性があります。そのため、短期間で利益確定や損切りを行う投資家も多くいます。
例えば、先物が上昇しているから一部利益確定したいという場合でも、注文後すぐに価格が確定するわけではありません。投資信託は注文日の基準価額ではなく、約定日に決まる基準価額が適用される点に注意が必要です。
まとめ
楽天日本株4.3倍ブルでは、購入した日ごとに分けて「1日目に買った10万円分だけ売る」という指定は基本的にできません。
一部だけ利益確定したい場合は、現在保有している投資信託全体の口数から売却する金額または口数を指定する形になります。
初心者の方は「一部売却金額指定」を利用し、現在の評価額や保有口数を確認しながら売却量を調整すると分かりやすくなります。特にレバレッジ型商品は値動きが大きいため、売却ルールを事前に決めておくことも重要です。
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