NISAで資産形成を始めると、個別株と投資信託のどちらを中心に運用するべきか悩む人は少なくありません。特に、最初に購入した個別株をそのまま持ち続けるのか、世界株式へ分散投資できる投資信託へまとめるのかは、多くの投資家が迷うポイントです。
この記事では、NISAで購入した個別株を売却してオルカン(全世界株式インデックスファンド)へ変更する場合と、そのまま保有する場合のメリット・デメリット、判断するときに考えるべきポイントについて解説します。
NISAで個別株と投資信託を保有する違い
個別株投資は、特定の企業の成長や配当を期待して投資する方法です。企業を自分で選び、その会社の業績や将来性によって利益を狙います。
一方、オルカンのような投資信託は、多くの国や企業へ分散投資する仕組みです。1本の商品を購入するだけで、日本だけでなく米国や欧州、新興国など世界中の企業へ投資できます。
例えば、日本企業1社の株を100万円分保有している場合、その企業の業績悪化が大きな影響になります。しかし、全世界株式型の投資信託では数千社以上に分散されるため、特定企業の影響を抑えることができます。
NISAで購入した個別株をそのまま持つメリット
NISAで保有している個別株を維持するメリットは、成長した企業の株価上昇や配当金を非課税で受け取れる可能性があることです。
例えば、購入した企業が今後大きく成長し、株価が2倍や3倍になった場合、通常なら利益に対して約20%の税金がかかりますが、NISAでは非課税になります。
また、自分が応援したい企業や、業績を分析して選んだ企業を長期保有できる点も個別株投資の魅力です。
NISAの個別株を売却してオルカンへ移すメリット
個別株を売却してオルカンへ移す最大のメリットは、投資先を広く分散できることです。
投資では、どれだけ優良企業だと思って購入した銘柄でも、将来の業績を完全に予測することはできません。企業固有の問題や業界環境の変化によって株価が下落する可能性があります。
例えば、1社だけに集中投資している場合、その会社で不祥事や業績悪化が起きると資産全体が大きく減少する可能性があります。オルカンでは世界中の企業に投資するため、そのリスクを分散できます。
個別株を売るか判断するときのチェックポイント
個別株を売却するかどうかを判断するときは、「購入した理由が現在も続いているか」を考えることが重要です。
例えば、購入時には将来性を感じていた企業でも、業績が悪化したり、成長性が低下したりしている場合は、保有理由を見直す必要があります。
逆に、企業分析を続けた結果、今後も成長が期待できると判断できる場合は、無理に売却する必要はありません。
投資初心者が考えやすいNISA運用方法
NISAを長期的な資産形成のために利用する場合、投資信託を中心にしながら、一部を個別株にする方法もあります。
例えば、資産の大部分をオルカンなどの分散投資型商品で運用し、余裕資金の範囲で個別株を楽しむという考え方です。
この方法なら、世界経済の成長を取り込みながら、自分で選んだ企業への投資という楽しみも残すことができます。
NISAでは売却後の非課税枠にも注意する
NISAで保有している商品を売却する場合、制度上の扱いにも注意が必要です。新しいNISAでは、売却した商品の取得金額分について、翌年以降に非課税投資枠が再利用できます。
ただし、売却したからといって、その年にすぐ同じ金額を追加投資できるわけではありません。投資計画を考えたうえで売却することが大切です。
例えば、将来的にオルカンへ集中したい場合でも、現在の保有銘柄の売却時期や買い直しのタイミングを慎重に考える必要があります。
まとめ|NISAの個別株を売るかどうかは目的で決める
NISAで購入した個別株をそのまま保有するか、オルカンなどの投資信託へ移すかは、どちらが絶対に正解というものではありません。
個別株は大きな成長や配当を期待できる一方、企業ごとのリスクがあります。投資信託は大きな利益を狙うよりも、世界全体の成長を取り込みながら安定した資産形成を目指す方法です。
自分が投資にかけられる時間、リスクへの考え方、資産形成の目的を整理したうえで、無理なく続けられる運用方法を選ぶことが大切です。
こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。


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