円高でNISAがマイナスになった時は損切りすべき?初心者が知っておきたい投資信訓と対処法

資産運用、投資信託、NISA

NISAを始めたばかりなのに評価額がマイナスになると、「このまま持ち続けて大丈夫なのか」「損切りした方がいいのではないか」と不安になるものです。特に海外株式や全世界株式などに投資している場合、円高になると為替の影響で一時的に評価額が下がることがあります。この記事では、NISAで損失が出た時に確認したいポイントや、短期的な値下がりとの向き合い方について解説します。

NISAを始めてすぐマイナスになることは珍しくない

NISAは元本保証の制度ではなく、投資した商品によっては価格が上がったり下がったりします。そのため、購入してから数週間や数か月でマイナスになることは特別珍しいことではありません。

例えば、米国株式や全世界株式の投資信託を購入した場合、株価そのものが下落していなくても、円高になるだけで日本円で見た評価額は下がることがあります。

投資を始めた直後に10万円程度の含み損が出ても、それだけで投資判断が間違っていたとは言えません。NISAは基本的に長期間保有して資産形成を目指す制度であり、短期間の値動きだけで判断しないことが重要です。

円高になると海外投資のNISAはなぜ下がるのか

海外資産に投資する商品は、株価の変動だけでなく為替レートの影響も受けます。日本円で海外の商品を購入している場合、円高になると外貨の価値が円換算で低くなるため、評価額が下がることがあります。

例えば1ドル150円の時に購入した海外資産が、その後1ドル140円になると、同じドル金額でも日本円に換算した金額は減少します。

ただし、円高は必ずしも悪いことだけではありません。将来的に海外資産を安く購入できる機会になる場合もあり、積立投資では価格が下がった時に多く買えるというメリットもあります。

NISAで損切りを考える前に確認したいこと

NISAで含み損が出た時は、まず「なぜその商品を購入したのか」を確認することが大切です。長期的な資産形成を目的として選んだ商品であれば、一時的な下落だけで売却する必要がない場合もあります。

例えば、老後資金作りのために20年、30年という期間で投資を考えている場合、開始直後の数か月のマイナスは長期運用全体では小さな変動になる可能性があります。

一方で、投資対象をよく理解せず購入していた場合や、自分の許容できるリスクを超えて投資していた場合は、商品の見直しを検討する価値があります。

初心者がやりがちなNISAの失敗例

NISA初心者によくある失敗は、購入直後の下落に耐えられず売却してしまうことです。投資では価格が下がった時に売却すると、その時点で損失が確定します。

例えば100万円投資した商品が90万円になった時に売却すると10万円の損失が確定します。しかし、その後価格が回復すれば、保有を続けていた場合には損失が解消される可能性があります。

もちろん、すべての商品が必ず回復するわけではありません。そのため、投資先の内容を理解し、長期的に成長が期待できる資産を選ぶことが大切です。

円高局面でNISAを続ける時の考え方

積立投資をしている場合、価格が下がった時期も一定額を購入することで、平均購入価格を下げる効果があります。これはドルコスト平均法と呼ばれる考え方です。

例えば毎月2万円を投資している場合、価格が高い時には少ない量を購入し、価格が低い時には多くの量を購入することになります。

ただし、一括投資をした場合は値下がりの影響を大きく感じやすいため、自分がどれくらいの損失まで精神的に耐えられるかを考えて投資額を決めることも重要です。

NISAでマイナスになった時のまとめ

NISAを始めてすぐに10万円程度のマイナスになることは、投資では十分起こり得る範囲です。特に海外資産へ投資している場合は、株価だけでなく円高による為替変動も影響します。

短期的な損失だけを見て慌てて損切りするのではなく、投資目的や保有期間、商品の内容を改めて確認することが大切です。

NISAは長期的な資産形成を目的とした制度なので、日々の値動きに振り回されず、自分に合った投資方針を継続することが資産形成につながります。

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