新NISAの開始により、投資初心者でも世界中の株式や米国ハイテク企業へ手軽に投資できるようになりました。しかし、オルカンやNASDAQ100、FANG+など人気商品が多く、「どの組み合わせが良いのか分からない」という声も少なくありません。この記事では、オルカン・NASDAQ100・FANG+を組み合わせた投資戦略の特徴や注意点をわかりやすく解説します。
オルカンを積立投資枠で購入する考え方
オルカン(全世界株式インデックスファンド)は、日本、米国、欧州、新興国など世界中の企業に分散投資できる商品です。
投資初心者に人気が高い理由は、1本で幅広い地域や業種へ分散投資できるためです。
長期投資の土台としてオルカンを積立投資枠で継続購入する考え方は、多くの投資家が採用している王道の戦略です。
特定の国や企業に依存しにくいため、初心者が最初に選ぶ商品としては合理的な選択といえるでしょう。
NASDAQ100を成長投資枠で追加するメリットと注意点
NASDAQ100は米国のハイテク企業を中心に構成されており、過去には高い成長率を示してきました。
一方で、オルカンにも米国の大型IT企業は既に多く含まれています。
| 商品 | 特徴 | リスク |
|---|---|---|
| オルカン | 世界分散投資 | 比較的小さい |
| NASDAQ100 | 米国ハイテク中心 | やや高い |
| FANG+ | 超大型テック企業集中 | 非常に高い |
そのため、オルカンとNASDAQ100を組み合わせると、結果として米国ハイテク企業の比率が高まることになります。
成長を期待できる一方で、相場下落時の値動きも大きくなる点は理解しておきたいポイントです。
暴落時にFANG+を買う作戦は有効なのか
「暴落したら買う」という考え方自体は合理的ですが、実際には暴落のタイミングを正確に予測することは非常に困難です。
多くの投資家は暴落を待っているうちに投資機会を逃したり、逆に暴落時に恐怖で買えなかったりします。
FANG+は数社の巨大テクノロジー企業へ集中投資する指数であり、上昇局面では大きなリターンが期待できる反面、下落局面では大幅な値下がりも起こり得ます。
そのため、暴落時専用の資金として保有する場合でも、ポートフォリオ全体の一部に留める考え方が一般的です。
銀(シルバー)を大量保有している場合の考え方
投資目的ではなく趣味として銀を集めている人も少なくありません。
ただし、資産全体で見ると貴金属への偏りが大きくなっている可能性があります。
銀価格は景気や工業需要の影響を受けやすく、株式とは異なる値動きをすることがあります。
売却時期を考える際は、趣味として保有したい部分と資産運用として保有したい部分を分けて考えると判断しやすくなります。
初心者が最も意識したいポイント
投資初心者が陥りやすいのは、「今後伸びそうな商品を次々追加すること」です。
オルカン、NASDAQ100、FANG+は人気商品ですが、実際には米国大型テクノロジー企業への投資比率が重複しています。
- オルカンを主力にする
- NASDAQ100はアクセントとして加える
- FANG+は少額で運用する
- 暴落を待ちすぎない
このような考え方の方が、初心者でも継続しやすいポートフォリオになりやすいでしょう。
まとめ
積立投資枠でオルカン、成長投資枠でNASDAQ100という組み合わせは、初心者にも十分考えられる戦略です。
ただし、NASDAQ100やFANG+を追加すると米国ハイテク企業への集中度が高まるため、リターンだけでなくリスクも増加します。長期投資では商品選び以上に継続が重要です。暴落予想に頼り過ぎず、自分が安心して続けられる資産配分を見つけることが成功への近道といえるでしょう。
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