NISAでオルカンやS&P500だけに投資しても大丈夫?資産配分の考え方をわかりやすく解説

資産運用、投資信託、NISA

NISAを始めると、「オルカン(全世界株式)だけでいいのか」「日本株も組み合わせた方がいいのか」「安定資産も入れるべきか」と悩む方は少なくありません。実際には、NISAは制度の名前であり、リスク資産かどうかは購入する商品によって決まります。この記事では、NISAでの資産配分の考え方について初心者向けに解説します。

NISAはリスク資産ではなく投資の制度

NISAは投資で得た利益が非課税になる制度です。そのため、NISA自体がリスク資産というわけではありません。

例えば、NISA口座でオルカンやS&P500の投資信託を買えば、それは株式を中心としたリスク資産になります。一方で債券ファンドやバランスファンドを買えば、比較的値動きが穏やかな資産になります。

つまり、リスクの大きさはNISAではなく、何を買うかで決まります。

銀行預金が十分にあるなら株式100%も選択肢

生活防衛資金や数年以内に使う予定のお金を銀行預金などで確保できている場合、NISAでは株式中心の運用を選ぶ投資家も多くいます。

例えば、生活費の1年分以上の現金を預金で保有し、老後資金や長期資産形成のためのお金をNISAで運用する場合、オルカンやS&P500に集中投資する考え方もあります。

特に20年以上の長期投資を前提とする場合は、株式比率を高くする戦略が一般的です。

オルカンと日本株を分ける必要はあるのか

オルカン(全世界株式)には日本株も含まれています。そのため、オルカンを保有している時点で日本企業にも投資していることになります。

例えば、オルカンの中にはアメリカ企業だけでなく、日本、欧州、新興国など世界中の企業が組み入れられています。

そのため、「オルカン+日本株」という組み合わせにすると、日本株の比率を意図的に高めることになります。

投資方法 特徴
オルカンのみ 世界全体に自動分散
オルカン+日本株 日本株の比率を高める
S&P500のみ 米国大型株に集中

安定資産を入れるべき人とは

株式100%が向いているかどうかは、資産額ではなく心理的な許容度も重要です。

例えば、相場が暴落して資産が30%下落した時に冷静でいられる人なら株式中心でも問題ないかもしれません。

一方で、値下がりが不安で夜も眠れなくなるようであれば、債券や現金などの安定資産を一部組み入れた方が長続きしやすいでしょう。

オルカンとS&P500ならどちらが良い?

オルカンは世界中に分散投資できる商品であり、S&P500は米国の大型企業約500社に投資する商品です。

近年は米国株が好調だったためS&P500の成績が目立ちますが、将来も同じとは限りません。

世界全体に広く投資したいならオルカン、米国経済の成長をより強く期待するならS&P500という考え方になります。

まとめ

NISAは非課税制度であり、リスク資産かどうかは購入する商品によって決まります。十分な預金があり、長期投資を前提とするなら、オルカンやS&P500だけで運用する考え方も一般的です。また、オルカンには日本株も含まれているため、必ずしも日本株を別途追加する必要はありません。最も大切なのは、自分のリスク許容度と投資目的に合った資産配分を選ぶことです。

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