株を始めたばかりの人が楽天証券などの証券口座を見て、「資産合計は50万円なのに出金可能額が48万円しかない」と表示されて戸惑うことは珍しくありません。実は資産合計と出金可能額は同じ意味ではなく、差額が発生するケースはよくあります。この記事では初心者向けに、その理由をわかりやすく解説します。
資産合計と出金可能額は別の数字
まず理解したいのが、「資産合計」と「出金可能額」は違うものという点です。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 資産合計 | 現金+保有株式+投資信託など口座全体の資産額 |
| 出金可能額 | 今すぐ銀行へ出金できる現金部分 |
資産が50万円あっても、その全額が現金とは限りません。
例えば保有株が2万円分含まれている場合、資産合計は50万円でも、出金できる現金は48万円というケースがあります。
株を売った直後はすぐ出金できないことがある
初心者が特に混乱しやすいのが「売却したのに出金できない」というケースです。
株式は売った瞬間に完全に現金化されるわけではありません。通常は約定後に受渡日というタイミングがあり、それまでは出金可能額へ反映されない場合があります。
例えば月曜日に株を売却しても、その日のうちに全額出金できないケースがあります。
「売ったのに消えている」「減っている」と感じても、受渡日を待つことで反映されることがあります。
買付余力や拘束金が影響することもある
出金可能額が減る理由は他にもあります。
- 注文中の株の購入代金
- 信用取引の保証金
- 積立設定中の投資信託
- 未受渡の取引金額
- 手数料や税金
こうした金額が一時的に拘束されていると、資産合計と出金可能額に差が生まれます。
実際の例で考えると分かりやすい
例えば以下のような状態を考えてみます。
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 口座内現金 | 48万円 |
| 保有株式評価額 | 2万円 |
| 資産合計 | 50万円 |
| 出金可能額 | 48万円 |
この場合、資産は50万円ありますが、株を売却して現金化しない限り2万円は出金できません。
初心者の方が最初に「お金が消えた?」と感じるのは、この仕組みを知らないことが原因であるケースが多いです。
楽天証券で確認したい画面
楽天証券では資産状況の内訳を確認できます。
確認する際は、総資産だけではなく「預り金」「買付余力」「出金可能額」「保有商品」の内訳を見ることが重要です。
数字だけを見ると分かりにくいですが、内訳を見ると差額の理由が見つかることが多くあります。
まとめ
楽天証券で資産合計50万円なのに出金可能額が48万円と表示されるのは、必ずしも異常ではありません。
資産合計には株式や投資信託なども含まれますが、出金可能額は現時点で引き出せる現金だけを表しています。未受渡の取引や保有商品などが理由になることも多いため、まずは口座の内訳を確認してみるのがおすすめです。
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