NISAの銘柄数は何本が最適?オルカン・NASDAQ100・日経平均を組み合わせる考え方を解説

資産運用、投資信託、NISA

NISAを始めると、多くの投資信託やETFが魅力的に見え、気が付くと保有銘柄数が増えているケースは珍しくありません。しかし、銘柄数が多ければ良いというわけではなく、自分が何に投資しているのかを理解できる範囲で保有することが重要です。この記事では、NISAで保有する銘柄数の目安や、オルカン・NASDAQ100・日経平均などを組み合わせる際の考え方を解説します。

NISA利用者は何銘柄くらい保有しているのか

実際には1〜3銘柄程度に絞っている投資家が多く見られます。特に人気なのは全世界株式インデックスやS&P500を中心に据えるシンプルな構成です。

一方で、投資経験を積むにつれてテーマ型ファンドや特定地域への投資を加え、5〜10銘柄以上を保有する人もいます。ただし銘柄数が増えるほど管理が難しくなり、結果的に同じ企業へ重複投資しているケースも少なくありません。

オルカンを持っている場合に重複しやすい銘柄

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、日本・米国・欧州・新興国など世界中の株式へ分散投資しています。

そのため、NASDAQ100、S&P500、TOPIX、日経225、欧州株式インデックスなどを追加すると、すでにオルカン内で保有している企業への投資比率をさらに高めることになります。

例えばNASDAQ100やS&P500を追加する場合は、「米国ハイテク比率を意図的に増やしたい」という明確な目的があるかどうかが重要です。

ファンド オルカンとの重複度
NASDAQ100 高い
S&P500 高い
日経225 中程度
TOPIX 中程度
欧州株式 高い
新興国株式 高い

4銘柄構成は多すぎるのか

オルカン、NASDAQ100、日経225、先進国モメンタムファンドの4本構成であれば、決して多すぎるわけではありません。

むしろテーマ型ファンドや業種特化型ファンドを多数保有するよりも管理しやすく、投資方針も理解しやすい構成といえます。

ただし、オルカンがすでに世界中へ分散投資しているため、追加するファンドは「上乗せしたい分野」を明確にすることが大切です。

シンプルなポートフォリオが人気の理由

長期投資で成果を上げている投資家の中には、オルカン1本やオルカンとNASDAQ100の2本だけというケースも珍しくありません。

理由はシンプルで、投資判断の回数を減らせるからです。銘柄が増えるほど「どれを増やすべきか」「どれを売るべきか」と迷う機会が増えます。

長期投資では、優れたファンドを長く持ち続けることが重要であり、必ずしも銘柄数を増やす必要はありません。

テーマ型ファンドを組み込む際の注意点

ロボット、AI、半導体(SOX)、モメンタムなどのテーマ型ファンドは、大きく上昇する可能性がある一方で、値動きも激しくなります。

そのため資産全体の10〜20%程度に抑え、コア資産である全世界株式や主要インデックスを中心に据える考え方が一般的です。

テーマ型ファンドを主力にするのではなく、アクセントとして利用することがリスク管理の面では有効です。

まとめ

NISAで保有する銘柄数に正解はありませんが、多くの長期投資家は1〜4銘柄程度のシンプルな構成を採用しています。オルカンを中心に据える場合は、追加するファンドの目的を明確にし、重複投資を理解したうえで組み合わせることが重要です。

銘柄数を増やすことよりも、自分がなぜそのファンドを保有しているのか説明できる状態を維持することが、長期的な資産形成への近道といえるでしょう。

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