日本株が大きく上昇する中で、「過去の日経平均は長期間低迷したのに、最近の上昇はバブルではないのか」と不安を感じる投資家は少なくありません。
特に、長期投資で投資信託を積み立てる場合、日本株を組み入れるべきか、世界株式だけに集中すべきかは悩みやすいポイントです。
この記事では、日経平均の過去の値動き、日本株投資信託の将来性、オールカントリー型投資信託と日本株ファンドを組み合わせる考え方について、長期投資の視点から解説します。
日経平均は本当に35年間戻らなかったのか
日本株について語られる際によく出てくるのが、1989年末のバブル期の最高値から長期間かけて株価が回復したという事実です。
この経験から、「日本株は一度高値で買うと何十年も戻らない可能性がある」と考える人もいます。これは過去の歴史として重要な教訓です。
しかし、株価指数の動きだけを見る場合と、配当金を含めた投資成果を見る場合では結果が異なります。企業は利益を生み続け、配当も行っているため、株価だけで日本企業全体の価値を判断することはできません。
現在の日経平均上昇はバブルなのか
株価が大きく上昇すると、「これはバブルではないか」と心配になるのは自然なことです。
バブルとは、企業の実力や利益成長を大きく超えて、投資家心理だけで価格が上昇する状態を指します。そのため、株価が上がっただけでは必ずしもバブルとは言えません。
例えば、企業の利益が増加し、海外投資家から評価され、株主還元が改善している場合は、企業価値の変化による株価上昇である可能性があります。
一方で、将来の成長期待だけが過度に膨らんでいる場合は、株価調整のリスクもあります。
日本株投資信託に未来はあるのか
日本株には、人口減少や少子高齢化という大きな課題があります。そのため、日本経済全体の成長性に不安を感じる人もいます。
しかし、日本企業の中には海外で事業を展開している企業も多く、日本国内の人口だけで企業の成長性を判断することはできません。
例えば、自動車、精密機器、半導体関連、サービス業など、世界市場で利益を得ている日本企業も存在します。
日本株投資信託へ投資する場合は、「日本経済全体」ではなく、「日本企業全体への投資」と考える視点も重要です。
オルカンを中心に日本株を追加する考え方
全世界株式型の投資信託、いわゆるオールカントリー(オルカン)は、世界中の株式に分散投資できるため、長期投資では人気があります。
オルカンにも日本株は一定割合含まれています。そのため、オルカンだけでも日本企業への投資はすでに行われています。
そこに日本株投資信託を追加する場合は、「日本株を多めに持つ」という意図的な配分になります。
例えば、世界経済の成長を取り込みながら、日本企業の成長にも期待したい場合、オルカンを中心に日本株ファンドを一部加える方法があります。
日本株ファンドを組み入れる際の注意点
日本株投資信託を追加する場合、注意したいのは同じような企業や指数に投資する商品を複数持ちすぎないことです。
例えば、日経平均連動型、TOPIX連動型、日本企業選抜型などを複数購入すると、知らないうちに特定の銘柄への偏りが大きくなる場合があります。
長期投資では、どの資産をどれくらい保有しているのかを定期的に確認することが大切です。
25年以上の長期投資で考えるポイント
25年のような長期間で投資する場合、短期的な株価の上下よりも、継続して投資できる仕組みを作ることが重要です。
過去にも株式市場は大きな暴落を経験していますが、その後回復して成長してきました。ただし、どの国や地域が将来最も成長するかを正確に予測することは困難です。
そのため、世界全体に分散する投資信託を中心にしながら、自分が期待する地域や市場を少し加えるという考え方は、長期投資では一般的な方法のひとつです。
まとめ|オルカン+日本株投資は目的を決めて配分することが大切
日経平均が過去最高値を更新したからといって、必ずしも現在がバブルとは限りません。企業利益や市場環境など、複数の要素を見る必要があります。
日本株には少子化などの課題がある一方、世界で活躍する企業も多く、日本株投資信託に将来性がないと決めつけることはできません。
オルカンを中心に、日本株をサブとして組み入れる考え方もありますが、重要なのは自分がどの地域にどれだけ投資しているのかを理解し、長期間続けられる配分にすることです。
こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。


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