「保有している覚えがない株の配当金が定期的に振り込まれている」という状況になると、間違いや不正ではないかと不安になることがあります。しかし、実際には過去の取引や相続、名義変更などによって、自分では気付いていない株式を保有しているケースもあります。この記事では、身に覚えのない配当金が入る主な理由と、確認すべきポイントについて詳しく解説します。
持っていないと思っている株の配当金が入る主な理由
株式の配当金は、株主名簿に登録されている人に対して支払われます。そのため、自分では株を持っていないと思っていても、実際には何らかの理由で株主になっている可能性があります。
特に多いのが、昔購入した株を忘れているケースです。証券口座を複数利用していたり、長期間ログインしていなかったりすると、保有株の存在に気付かないことがあります。
例えば、10年以上前に銀行や証券会社で購入した株をそのまま保有しており、現在使っている口座とは別の場所で管理されている場合、配当金だけが届いて「知らないお金が入った」と感じることがあります。
過去の勤務先や株式分割などによる可能性
以前勤務していた会社の持株会や従業員向け株式制度を利用していた場合も、現在忘れている株式が残っている可能性があります。
退職時にすべて売却したと思っていても、一部の株式が証券口座へ移管されていたり、手続きが完了していなかったりする場合があります。
また、株式分割や会社の合併などによって、以前とは違う銘柄名になっているケースもあります。昔購入した会社名と現在の配当金通知に記載されている会社名が違うため、気付かないこともあります。
相続や家族からの名義変更も確認する
親や家族から株式を相続した場合、自分で購入した記憶がなくても株主になっていることがあります。
例えば、亡くなった親が保有していた株式を相続し、その後の名義変更が完了している場合、本人は購入していない株から配当金を受け取ることになります。
相続した株式は、証券会社の口座に入っている場合だけでなく、株主名簿管理人を通じて配当金領収証や通知書が届くこともあります。
配当金の入金先や通知書を確認する方法
身に覚えのない配当金があった場合は、まず入金記録や郵送されている配当金の案内を確認しましょう。
配当金の通知には、通常「銘柄名」「発行会社名」「保有株数」「支払金額」などの情報が記載されています。この情報を見ることで、どの会社の株式による配当なのかを確認できます。
例えば、銀行口座に「○○株式会社 配当金」といった名義で入金されている場合、その会社の株主名簿に登録されている可能性があります。
証券会社や株主名簿管理人に問い合わせる場合
配当金の発行元が分かった場合は、その会社の株主名簿管理人や証券会社へ問い合わせることで詳しい状況を確認できます。
証券会社では、自分名義の口座に登録されている株式情報を確認できます。また、過去に利用していた証券会社がある場合は、そちらにも問い合わせてみるとよいでしょう。
ただし、身に覚えのない配当金だからといって、すぐに返金する必要があるとは限りません。まずは正当な権利として受け取っているものなのかを確認することが大切です。
知らない配当金を放置するリスク
配当金が入っていること自体は問題ではありませんが、保有している株式を長期間確認しないままにすると、株式の管理や売却などで困る可能性があります。
特に住所変更をしていない場合、株主向けの重要な書類が届かなくなることがあります。引っ越しや結婚などで氏名・住所が変わった場合は、株主情報も確認しておくことが重要です。
例えば、株式を保有したまま会社が上場廃止になった場合など、後から手続きが必要になることもあります。
まとめ
持っていないはずの株の配当金が定期的に入る場合、過去に購入した株式、相続した株、勤務先の持株会、名義変更などが原因である可能性があります。
まずは配当金の通知や銀行の入金名義を確認し、どの会社の株式によるものなのかを調べることが大切です。
身に覚えがないからといって必ずトラブルとは限りません。正しい所有状況を確認することで、自分が気付いていなかった資産を把握できる場合もあります。
こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。


コメント