従業員持株会で積み立てた株式を売却していると、100株未満の端株(単元未満株)だけが残ることがあります。特に退会を予定している場合は、残った株式をどう処分すればよいのか悩む方も少なくありません。この記事では、野村證券の持株会で96株だけ残った場合を例に、売却方法や退会時の注意点を解説します。
なぜ96株は通常の株式市場で売れないのか
日本の上場株式の多くは100株を1単元として売買されます。そのため、96株のような100株未満の株式は市場で通常の売買注文を出すことができません。
持株会で積み立てていると、毎月の購入によって端株が発生することがあり、売却時に初めて気付くケースもあります。
| 保有株数 | 通常売却 |
|---|---|
| 100株以上 | 可能 |
| 99株以下 | 単元未満株として別手続きが必要 |
単元未満株の売却方法
96株の場合は「単元未満株買取請求」や「単元未満株売却サービス」を利用するのが一般的です。
野村證券では、保有している単元未満株について証券会社や発行会社へ買取請求できる場合があります。通常は電話や書面手続きで対応するケースが多く、インターネット上で売却できないこともあります。
まずは野村證券の持株会事務局またはコールセンターへ連絡し、単元未満株の売却方法を確認することが重要です。
100株まで買い増して売却する方法もある
残り96株の場合、あと4株購入して100株にする方法もあります。
100株になれば通常の株式として市場で売却できるため、株価や手数料次第ではこちらの方が有利なケースもあります。
ただし、買い増しの可否は持株会の規約や退会時期によって異なるため、事前確認が必要です。
持株会を退会する際の注意点
持株会を退会すると、保有株式が個人名義の証券口座へ移管される場合があります。
また、管理手数料や口座維持費が発生する場合もあるため、退会前に確認しておきましょう。
- 株式の移管先口座
- 端株の取り扱い方法
- 管理費や手数料
- 売却までにかかる期間
これらを確認しておくことで、予想外の費用負担を防げます。
管理費600円を払う前に確認したいこと
年間600円の管理費がかかる場合、保有株数や株価によっては早めに処分した方が合理的な場合があります。
ただし、単元未満株の買取価格は市場価格と多少異なることもあるため、売却条件を確認してから判断しましょう。
また、配当金や株主優待の対象になるかどうかも保有銘柄によって異なります。
まとめ
持株会で96株だけ残った場合は、通常の市場売却はできず、単元未満株として買取請求や売却手続きが必要になります。
野村證券の持株会を利用している場合は、事務局や証券会社へ問い合わせることで具体的な手続き方法を確認できます。また、4株買い増して100株にしてから売却する選択肢もあります。
退会を予定している場合は、管理費や手数料も含めて比較し、自分にとって最も有利な方法を選ぶことが大切です。
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