オルカンだけで十分?ゴールドETFを10%組み入れる人が増えている理由を解説

資産運用、投資信託、NISA

新NISAや長期投資の人気が高まる中、「オールカントリー(オルカン)だけで十分なのか」「ゴールドETFも持った方が良いのか」と悩む人は少なくありません。

特に最近は、インフレや地政学リスクへの不安から、金(ゴールド)への注目も高まっています。

一方で、オルカンはすでに世界中へ分散投資されている商品でもあるため、「さらにゴールドを加える必要があるのか」という意見もあります。この記事では、オルカンとゴールドETFの特徴や、組み合わせを考える際のポイントを整理します。

オルカンはすでにかなり分散された商品

オルカン(全世界株式インデックス)は、世界中の株式へ幅広く投資する商品です。

米国株だけでなく、日本、欧州、新興国なども含まれており、「これ一本で世界経済へ投資できる」と言われることもあります。

そのため、長期投資では「オルカンだけで十分」という考え方も根強くあります。

オルカンの特徴 内容
分散性 世界中の株式へ投資
成長期待 世界経済成長の恩恵
初心者向け 一本で完結しやすい
長期向き 複利効果を活かしやすい

ただし、あくまで「株式100%」であるため、株式市場全体が大きく下落する局面では影響を受けやすい特徴があります。

なぜゴールドETFを組み合わせる人がいるのか

ゴールド(金)は、株式とは異なる値動きをすることがある資産です。

そのため、株式だけでは不安を感じる人が、一部をゴールドへ分散するケースがあります。

特に注目されるのは、以下のような局面です。

  • インフレ懸念
  • 地政学リスク
  • 金融不安
  • 株式市場急落
  • 通貨価値への不安

こうした局面では、「安全資産」として金が買われやすくなることがあります。

そのため、資産全体の値動きを少し和らげたい目的で組み入れる人もいます。

10%前後で保有する人が多い理由

ゴールドは人気がありますが、「全額ゴールド」という人は多くありません。

なぜなら、金は株式のように企業利益で成長する資産ではなく、配当もありません。

そのため、長期的な資産成長力では、株式の方が期待されやすいと言われています。

一方で、一定割合を持つことで精神的安心感を得る人もいます。

実際には、以下のような割合がよく話題になります。

ゴールド比率 考え方
5%前後 軽いリスク分散
10%前後 バランス重視
20%以上 防御重視寄り

特に「株価暴落時の不安を減らしたい」という理由で、10%程度を組み入れる人もいます。

ゴールドETFにもメリットと注意点がある

ゴールドETFは、実際に金塊を保管しなくても市場で売買できる商品です。

少額から購入でき、管理しやすい点がメリットです。

メリット

  • 株式と異なる値動き
  • インフレ対策として注目されやすい
  • 有事で買われやすい傾向
  • 現物保管不要

注意点

  • 配当がない
  • 長期間横ばいの時期もある
  • 株式ほど成長期待は高くない

つまり、資産を増やす主役というより、「守り寄り」の役割として考える人も多いです。

オルカンだけを続ける人も多い

一方で、「余計なことをせずオルカン一本」という投資家もかなり多くいます。

理由としては、商品数を増やすほど管理や判断が複雑になるからです。

また、長期投資ではシンプルな方が継続しやすいという考え方もあります。

特に積立投資では、「途中で迷わないこと」を重視する人も少なくありません。

そのため、ゴールドを入れるかどうかは、「期待リターン」だけでなく、自分が安心して続けられるかも重要になります。

迷うなら少額から試す方法もある

ゴールドを入れるべきか迷う場合、最初から大きな割合へする必要はありません。

例えば、まず5%程度から始めて、自分がどう感じるかを見る方法もあります。

実際に株式市場が大きく下落した時、「ゴールドを持っていて精神的に楽だった」と感じる人もいます。

逆に、「値動きが物足りない」と感じて結局オルカン中心へ戻る人もいます。

つまり、正解は一つではなく、資産配分は性格との相性も大きいです。

まとめ

オルカンは世界中へ分散された優秀なインデックス商品であり、「これ一本で十分」という考え方も広く支持されています。

一方で、株式100%への不安を和らげる目的で、ゴールドETFを5〜10%程度組み合わせる人もいます。

ゴールドは株式と違う値動きをすることがあり、インフレや金融不安時の分散効果を期待する考え方があります。

ただし、長期成長力は株式の方が期待されやすいため、「増やす主役はオルカン、ゴールドは補助」という位置付けで考える人も少なくありません。

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