NISAやオルカン(全世界株式インデックス)を始めると、「もっと早く始めていれば…」と感じる人は少なくありません。特にここ数年は株式市場が強かったこともあり、含み益が大きく増えた人も多くいます。
例えば、元本1,000万円が5年で1,400万円になると、「これを20年、30年続けた人はどれほど増えているのだろう」と気になることもあるでしょう。
実際、長期間投資を継続してきた人の中には、資産が数千万円から億単位へ増えているケースもあります。この記事では、その背景にある「複利」と「時間」の力について整理します。
長期投資で最も大きいのは「時間の力」
投資で大きな差を生むのは、短期の売買テクニックよりも「どれだけ長く市場に居続けたか」という部分です。
特にオルカンやS&P500などのインデックス投資は、長期間積み上げることで複利効果が強く働きます。
例えば、年利7%前後で資産が増えると仮定すると、資産はおおよそ10年で約2倍近くになる計算です。
| 運用期間 | 1,000万円のイメージ |
|---|---|
| 5年 | 約1,400万円前後 |
| 10年 | 約2,000万円前後 |
| 20年 | 約4,000万円前後 |
| 30年 | 約7,000万円超 |
もちろん実際は上下変動がありますが、長期投資では時間そのものが武器になると言われる理由はここにあります。
20年以上前から投資している人は資産規模が違う
今SNSなどで「資産1億円達成」という人を見ると、特別な才能があるように感じることがあります。
しかし実際には、「早く始めた」「長く積み立てた」という要素が非常に大きいケースも多いです。
例えば、リーマンショック後やアベノミクス初期から積み立て投資を続けてきた人は、長期上昇相場の恩恵を大きく受けています。
さらに、以下の条件が重なると資産増加スピードは加速しやすくなります。
- 投資期間が20年以上
- 入金力が高い
- 暴落時も継続できた
- 複利を途中で崩さなかった
特に高収入世帯や共働き世帯では、毎月の追加投資額が大きくなりやすく、資産形成速度も変わってきます。
「元手の大きさ」はかなり重要
投資では利回りばかり注目されますが、実際には元本の大きさも非常に重要です。
例えば、同じ40%増でも、元本によって差は大きく変わります。
| 元本 | 40%増加後 |
|---|---|
| 100万円 | 140万円 |
| 1,000万円 | 1,400万円 |
| 5,000万円 | 7,000万円 |
そのため、昔から高額投資を継続していた人は、値上がり額そのものも非常に大きくなります。
結果として、「含み益だけで数千万円」というケースも珍しくなくなります。
億単位に到達する人は本当にいるのか
実際に、長期インデックス投資だけで資産1億円を超える人は存在します。
ただし、多くの場合は以下の要素が組み合わさっています。
- 20年以上の長期運用
- 高い入金力
- 暴落でも売らなかった
- 継続的な積立
例えば、毎月20万円積立を20年以上継続し、相場成長の恩恵を受けると、資産規模はかなり大きくなります。
逆に、途中で暴落に耐えられず売却してしまうと、複利効果は弱くなります。
つまり、「資産1億円」は短期売買の天才だけではなく、長期間市場に居続けた人にも見られる結果です。
5年で1,400万円は十分順調なケース
最近はSNSで極端な成功例が目立ちやすく、「自分はまだまだ」と感じる人もいます。
しかし、元本1,000万円が5年で1,400万円というのは、長期投資としてかなり順調な部類です。
特にオルカンは、世界経済全体へ広く分散されているため、一攫千金型ではなく「長く続けることで強みが出る商品」と言われています。
また、NISA制度によって利益非課税メリットも大きくなっています。
そのため、「もっと早く始めれば良かった」と感じるのは自然ですが、今からでも長期で続ける価値を重視する人は多いです。
長期投資で大切なのは「続けられること」
投資では、商品選び以上に「途中でやめないこと」が重要になる場面があります。
特にインデックス投資は、暴落時に積立を継続できるかが大きな分かれ道になります。
例えば、コロナショックやリーマンショック時には、多くの人が不安で売却しました。
しかし、その後も市場へ残り続けた人は、長期上昇の恩恵を受けています。
つまり、長期投資では「メンタル管理」も大切な要素になります。
まとめ
オルカンやNISAで長期投資を続けている人の中には、実際に億単位の資産へ到達しているケースもあります。
ただし、その多くは短期売買の成功というより、「早く始めた」「長く積み立てた」「暴落でも続けた」という積み重ねによるものです。
また、元本が大きいほど複利効果も強くなり、資産増加スピードは加速しやすくなります。
5年で1,400万円という結果も十分順調なケースであり、長期投資ではこれから先の時間がさらに大きな意味を持つことがあります。
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