SBI証券で積立投資を始めた後に、「実は特定口座で積み立てていた」と気づく人は意外と多いです。
特に新NISAが始まってからは、「NISAで買ったつもりだった」というケースも増えています。
そこで気になるのが、すでに特定口座で保有している同じ銘柄を、今後NISA口座でも買った場合にどう管理されるのかという点です。
この記事では、SBI証券で特定口座とNISA口座で同じ投資信託を保有した場合の表示方法や、将来的な売却の扱いについてわかりやすく解説します。
同じ銘柄でも「特定口座」と「NISA口座」は別管理になる
SBI証券では、同じ投資信託を購入していても、「どの口座で買ったか」によって完全に別管理されます。
例えば、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を特定口座とNISA口座の両方で持っていても、それぞれ別枠として表示されます。
| 購入口座 | 管理方法 |
|---|---|
| 特定口座 | 課税口座として管理 |
| NISA口座 | 非課税口座として管理 |
つまり、「同じ銘柄だから混ざってしまう」ということはありません。
特定だけ売却してNISAは保有し続けることも可能
これは多くの人が気になるポイントですが、結論から言うと可能です。
SBI証券では、売却時に「どの口座分を売るか」を指定できます。
具体例
例えば以下のような状態だったとします。
- 特定口座:オルカン 30万円
- NISA口座:オルカン 50万円
この場合、「特定口座の30万円分だけ売却」して、「NISA分はそのまま保有」という操作ができます。
逆に、NISAだけ売却して特定を残すことも可能です。
特定口座からNISA口座へ移管はできない
ここは勘違いしやすい部分ですが、すでに特定口座で買った商品を、そのままNISAへ移すことはできません。
つまり、特定口座で積み立てた分は、そのまま特定口座の資産として扱われます。
もしNISA枠で保有したい場合は、以下の流れになります。
- 特定口座の商品を売却
- 現金化
- NISA口座で改めて買い直す
ただし、売却時には利益に対して税金が発生する可能性があります。
特定口座の積立停止後にやるべきこと
積立設定を間違えていた場合、多くの人は以下のように対応しています。
- 特定口座の積立を停止
- 今後はNISA積立へ変更
- 特定保有分はそのまま残す
実際には、「特定分は老後まで放置」という人もかなりいます。
無理に売却してNISAへ入れ直す必要があるとは限りません。
特に含み益が大きい場合は、税金とのバランスも考える必要があります。
SBI証券の保有画面ではどう表示される?
SBI証券の口座管理画面では、同じ銘柄でも口座区分ごとに分かれて表示されることがあります。
また、投資信託一覧画面では「NISA」「特定」などの区分表示も確認できます。
そのため、「どっちの口座でどれだけ持っているかわからなくなる」という心配は比較的少ないです。
NISAと特定を併用する人は多い
実は、NISAと特定口座を併用している投資家はかなり多いです。
例えば以下のようなケースがあります。
- NISA枠を使い切ったので特定で追加購入
- 昔の積立は特定、新規はNISA
- 家族口座と使い分け
そのため、今回のようなケースは珍しいことではありません。
「間違えたから終わり」ではなく、途中から修正する人も多いので安心して大丈夫です。
まとめ
SBI証券では、同じ銘柄でも「特定口座」と「NISA口座」は別々に管理されます。
そのため、将来的に「特定だけ売却してNISAは残す」ということも可能です。
ただし、特定口座で買った商品をそのままNISAへ移すことはできません。
まずは特定積立を停止し、今後の積立設定をNISAへ変更することで、整理しながら運用していくのが一般的です。
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