株式投資系YouTubeで紹介される独自名称のインジケーターは、実際には既存のテクニカル指標をアレンジしたものや、複数の指標を組み合わせたものが多くあります。「グリーンフラッシュ」と呼ばれている急落サイン表示についても、一般的な名称を知ることでTradingViewなどで近い分析ツールを探しやすくなります。
この記事では、株価チャート上で棒グラフのように表示され、出来高に似た形で急落タイミングを判断するために使われるインジケーターについて、考え方や探し方を解説します。
「グリーンフラッシュ」という名前は一般的な指標名ではない
投資系YouTuberや個人トレーダーが使用している「グリーンフラッシュ」という名称は、TradingViewに標準搭載されている正式なインジケーター名ではない可能性があります。
個人が作成したインジケーターや、独自設定したチャート表示に名前を付けて紹介しているケースは多くあります。そのため、動画内で使われている名称だけで検索しても見つからないことがあります。
TradingViewでは、公開ユーザーが作成したカスタムインジケーターも多数存在するため、名前ではなく「何を計算して表示しているか」で探すことが重要です。
急落サインを棒グラフ表示する代表的なインジケーター
動画内で紹介されているような「出来高のような棒グラフ」「急落前のサイン」といった特徴から考えると、以下のような指標が候補になります。
| インジケーター名 | 特徴 |
|---|---|
| 出来高(Volume) | 売買量を棒グラフで表示し、急増時の異変を確認する基本指標 |
| OBV(On Balance Volume) | 価格変化と出来高を組み合わせて売買圧力を見る指標 |
| Volume Profile | 価格帯ごとの出来高を分析する指標 |
| マネーフロー系指標(MFIなど) | 出来高と価格から資金流入・流出を分析する指標 |
特に急落サインとして表示される場合、単純な出来高ではなく、出来高急増や売り圧力を検出するカスタムインジケーターである可能性があります。
TradingViewで似たインジケーターを探す方法
TradingViewで探す場合は、検索欄に「Green Flash」と入力するだけでは見つからない場合があります。
以下のようなキーワードで検索すると、近い機能を持つ指標が見つかる可能性があります。
- Volume Spike
- Volume Alert
- Sell Volume
- Volume Oscillator
- Money Flow
- Bearish Volume
また、YouTube動画の概要欄やコメント欄にTradingViewの公開インジケーターリンクが掲載されている場合もあります。作成者が独自公開している場合は、そのリンクから追加するのが最も確実です。
急落サイン系インジケーターの仕組み
急落を知らせるタイプのインジケーターは、一般的に複数のデータを組み合わせています。
例えば、以下のような条件を組み合わせてシグナルを出す仕組みがあります。
- 通常より大きな出来高増加
- 株価の急激な下落
- 移動平均線からの乖離
- 売り注文の増加
- 過去の急落パターンとの比較
そのため、表示される棒グラフが単純な出来高ではなく、「異常な売買を検出した結果」を表している場合があります。
同じインジケーターが見つからない場合の注意点
YouTubeで紹介されているチャートは、投稿者独自の設定になっていることがあります。同じ名前の指標を探しても、設定値や組み合わせが違えば同じ表示にはなりません。
例えば、一般的なVolumeに移動平均線を追加したり、特定条件で色を変更するだけでも、見た目は完全に別のインジケーターになります。
重要なのは「グリーンフラッシュ」という名前そのものではなく、その表示が何を示しているのかを理解することです。出来高異常なのか、売り圧力なのか、トレンド転換なのかによって利用すべき指標は変わります。
まとめ
「グリーンフラッシュ」という名称は、一般的なTradingView標準インジケーター名ではなく、個人トレーダーが付けた独自名称である可能性があります。
急落時に棒グラフのように表示される特徴から、出来高系インジケーター、Volume Spike系、マネーフロー系などが近い候補になります。
同じ表示を再現したい場合は、動画投稿者の公開リンクを確認するか、TradingViewでVolume系のカスタムインジケーターを探し、設定内容を確認することが近道です。
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