NISAを始めて2ヶ月で元本割れは大丈夫?積立投資でマイナスになる理由と続ける判断ポイントを解説

資産運用、投資信託、NISA

NISAで毎月積立投資を始めたものの、数ヶ月も経たないうちに評価額がマイナスになると「このまま続けて本当に大丈夫なのか」と不安になるものです。特に投資初心者の場合、元本割れを見ると失敗したように感じてしまうことがあります。しかし、積立投資では短期間の値下がりは珍しいことではありません。この記事では、NISAで開始直後にマイナスになる理由や、長期投資で考えるべきポイントについて分かりやすく解説します。

NISAを始めて2ヶ月でマイナスになるのは珍しいことではない

NISAで購入する投資信託や株式は、預金とは違って毎日のように価格が変動します。そのため、購入した直後に相場が下落すれば、評価額が元本を下回ることがあります。

例えば、毎月4万円の積立投資を始めた場合、2ヶ月では投資額は8万円です。しかし、その期間に株式市場が下落すれば、評価額が7万円や7万5千円になることもあります。これは投資そのものが失敗したという意味ではなく、価格変動の途中にいる状態です。

積立投資では、購入した瞬間の価格だけを見るのではなく、数年から数十年という長い期間で資産形成を考えることが基本になります。

なぜ積立投資では一時的なマイナスを気にしすぎなくていいのか

積立投資の特徴は、毎月一定額を購入することで価格が高い時には少なく、価格が低い時には多く買う仕組みになることです。これは「ドルコスト平均法」と呼ばれる考え方です。

例えば、同じ4万円でも投資信託の価格が高い月には少ない口数しか購入できません。一方で、価格が下がった月には多くの口数を購入できます。そのため、長期的には購入価格が平均化される効果が期待できます。

もちろん、どんな投資でも必ず利益が出るわけではありません。しかし、世界経済全体の成長を取り込むような投資商品では、短期的な値下がりよりも長期間保有することが重要になります。

投資初心者がNISAで不安になりやすいポイント

NISAを始めたばかりの人が最も不安を感じる場面の一つが、「買った直後に下がる」という経験です。投資経験がない場合、マイナス表示を見ると「損をしている」と強く感じてしまいます。

しかし、評価額のマイナスは売却して初めて確定する損失です。保有している間の価格下落は、将来的に回復する可能性もあります。

例えば、100万円分購入した投資信託が一時的に90万円になったとしても、その後市場が回復して120万円になる可能性もあります。短期間の数字だけで判断すると、長期投資の本来の目的を見失いやすくなります。

NISAの積立投資を続ける前に確認したいこと

NISAを継続するか迷った場合は、現在の値動きよりも「自分が選んだ投資方法が目的に合っているか」を確認することが大切です。

確認ポイント 考える内容
投資期間 数ヶ月ではなく10年以上の長期運用を考えているか
投資商品 値動きやリスクを理解して選んでいるか
積立金額 生活費を圧迫せず無理なく続けられる金額か
目的 老後資金や将来の資産形成など目的が明確か

例えば、毎月4万円の積立が家計に大きな負担となっている場合は、金額を減らして長く続ける方法もあります。投資では「続けられる仕組み」を作ることが非常に重要です。

相場が下落した時こそ積立投資の考え方を確認する

株式市場は常に上昇するわけではなく、数ヶ月や数年単位で下落する時期があります。投資を始めたタイミングによっては、最初からマイナスになることも十分あり得ます。

むしろ積立投資では、価格が下がった時期にも購入を続けることで、将来の回復時に利益を得る可能性があります。相場が下がった時に慌てて売却すると、損失を確定してしまうケースがあります。

ただし、投資先の内容を理解せずに購入している場合や、リスク許容度を超えた金額を投資している場合は、一度見直すことも大切です。

まとめ|NISA開始直後の元本割れは長期投資ではよくあること

NISAを始めて2ヶ月でマイナスになっている状態は、積立投資では決して珍しいことではありません。短期間の値動きだけで判断するのではなく、長期的な資産形成という目的を確認することが大切です。

毎月4万円の積立を続ける場合でも、重要なのは相場の上下に一喜一憂することではなく、無理のない金額で継続できる環境を作ることです。

投資には元本割れのリスクがありますが、そのリスクを理解したうえで長期間運用することで、資産形成の可能性を高めることができます。NISAを始めたばかりの時期ほど、短期の結果ではなく投資を続ける仕組みを見ることが重要です。

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