NISA口座で配当金を非課税で受け取るためには、配当金の受取方法について正しく設定する必要があります。一方で、すでに保有している特定口座の配当金受取方法まで変わってしまうのか不安に感じる方も少なくありません。この記事では、NISA口座の株式数比例配分方式と特定口座の配当金受取方法の関係、確定申告や配当金領収書方式を利用している場合の注意点について解説します。
NISAで配当金を非課税にするには株式数比例配分方式が必要
NISA口座で保有している上場株式の配当金を非課税で受け取るためには、証券会社の口座で「株式数比例配分方式」を選択する必要があります。
株式数比例配分方式とは、保有している株式数に応じた配当金が、証券会社の口座へ自動的に入金される仕組みです。この方式を利用することで、NISA口座内の株式から発生した配当金について非課税のメリットを受けられます。
例えば、NISA口座で100株保有している企業から配当金が支払われる場合、通常の課税口座では税金が差し引かれますが、条件を満たしたNISA口座では配当金をそのまま受け取ることができます。
NISAの受取方式を変更すると特定口座も同じ設定になるのか
NISA口座で株式数比例配分方式を選択した場合、同じ証券会社内の特定口座や一般口座についても、配当金受取方式が株式数比例配分方式へ変更される場合があります。
これは、配当金の受取方式が口座ごとに完全に独立して管理されているわけではなく、証券会社の口座全体で設定される仕組みになっているためです。
そのため、現在特定口座で配当金領収書方式を利用している場合、NISA口座開設時や受取方法変更時には、特定口座の配当金受取方法にも影響が出ないか確認することが大切です。
配当金領収書方式から株式数比例配分方式へ変更した場合の注意点
配当金領収書方式では、企業から送付される配当金領収証を郵便局などで換金する形で配当金を受け取ります。この方法では、確定申告によって配当控除や還付を受けることが可能な場合があります。
しかし、株式数比例配分方式へ変更すると、配当金は証券口座へ入金されるため、これまでとは受け取り方が変わります。
例えば、専業主婦の方で配当所得を確定申告し、所得税や住民税の還付を受けていた場合、受取方法だけでなく税務上の取り扱いも確認しておく必要があります。
NISA口座と特定口座を併用する場合の確認ポイント
NISAの成長投資枠を利用する場合、現在保有している特定口座の株式をどう管理するかも重要になります。
確認しておきたいポイントは以下の通りです。
- NISA口座の配当金受取方式が株式数比例配分方式になっているか
- 特定口座の配当金受取方式が変更されていないか
- これまで行っていた確定申告への影響があるか
- 証券会社ごとの設定ルールを確認する
特に複数の証券会社を利用している場合は、それぞれの証券会社で設定が異なる可能性があります。
証券会社に確認してからNISA設定を行うのがおすすめ
NISA口座の開設手続きでは、配当金受取方式の選択が重要なポイントになります。現在の特定口座で配当金領収書方式を利用している場合は、変更後にどのような扱いになるか事前に証券会社へ確認すると安心です。
例えば、「NISA口座では株式数比例配分方式を利用したいが、特定口座の配当金受取方法は維持したい」という場合、証券会社によって対応が異なることがあります。
制度上のメリットだけで判断せず、現在利用している配当金の受取方法や確定申告の状況も踏まえて設定することが大切です。
まとめ
NISA口座で配当金を非課税で受け取るには、株式数比例配分方式の利用が基本となります。
ただし、株式数比例配分方式を選択すると、同じ証券会社内の特定口座などの配当金受取方法にも影響する場合があります。特定口座で配当金領収書方式を利用して確定申告をしている場合は、変更前に確認が必要です。
NISAのメリットを活用しながら、現在の税務上のメリットも失わないように、自分の投資状況に合った配当金受取方法を選択しましょう。
こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。

コメント