投資の利率は平均で計算すべき?月次変動と累積利回りの見方を解説

資産運用、投資信託、NISA

投資の利率(リターン)の計算方法は、単純に平均するだけでは正確な累積効果を表せないことがあります。特に月ごとにプラスやマイナスの変動がある場合は、各月の利率を複利で計算する方法が重要です。

単純平均と累積利回りの違い

質問にある例では、1月1%、2月3%、3月-4%、4月6%、5月10%という利率がありました。単純平均をとると(1+3-4+6+10)/5 = 3.2%となりますが、これはあくまで平均値であって、実際の資産増減とは少し異なります。

実際の資産の変化は、前月の残高に対して次月の利率がかかるため、複利計算が必要です。

複利での累積利回りの計算方法

累積利回りは次の式で計算できます。初期投資額を100とした場合。

100 × (1+0.01) × (1+0.03) × (1-0.04) × (1+0.06) × (1+0.10) – 100

この計算で得られるのは、5か月間で資産が何%増減したかという正確な値です。

直近月の利率だけでは全体像は分からない

5月の10%だけを見ても、その前のマイナスや小さなプラスの影響は反映されません。投資の実績やリスクを把握するためには、期間全体の累積利回りを確認することが大切です。

まとめ

・月ごとの利率の単純平均は参考値であり、実際の資産増減とは異なる。
・累積利回りは複利計算で求めるのが正確。
・直近月の利率だけを見ても投資全体のパフォーマンスは判断できない。
・投資判断や報告の際には、期間全体の累積利回りを計算して理解することが重要。

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