トレーダーcis氏のトレード手法における「2度目の押し目で利確する」という表現は、チャートの値動きの流れを理解していないと少し分かりづらい概念です。特に押し目の数え方や売却タイミングは複数の解釈がありやすいポイントです。本記事では、この「2度目の押し目」の考え方をトレンド構造として整理します。
押し目とは何かをまず整理する
押し目とは、上昇トレンドの途中で一時的に価格が下がる動きのことです。
これはトレンドが終わったサインではなく、むしろ「上昇の途中調整」として発生します。
トレーダーはこの押し目を数えながら、トレンドの継続か転換かを判断していきます。
「2度目の押し目」とはどの状態を指すのか
一般的な解釈では「2度目の押し目」とは、上昇の流れの中で2回目に明確な調整が入った状態を指します。
1回目の押し目が終わった後に再上昇し、その後に再び下落してできるのが2回目の押し目です。
重要なのは“高値更新の有無”と“トレンド構造の継続性”です。
パターン①:高値更新後の押し目の数え方
最初のパターンは、高値を更新した後に起点を割るような押し目です。
この場合、最初の下落を1回目の押し目と捉え、その後の再上昇失敗からの下落を2回目と見る解釈があります。
つまり「高値更新→崩れ→再上昇失敗」という流れが基準になります。
パターン②:高値更新できないまま切り下げる場合
もう一つのパターンは、高値更新ができずに切り下げが始まるケースです。
この場合は最初の高値からの失速を1回目とみなし、その後の再上昇失敗を2回目と考えることがあります。
ただしこのケースはトレンド転換の初動であることも多く、押し目の定義が曖昧になりやすい場面です。
利確のタイミングはいつが近いのか
利確のタイミングについては「押し目が完成し、再上昇が弱くなった段階」が最も近いイメージです。
押し目の途中で売るのではなく、反発が弱くなり“次の下落に入る兆候”が出たところを重視します。
つまり「形が崩れたことを確認してから売る」という遅めの判断が基本になります。
まとめ
「2度目の押し目」とは単純な回数ではなく、トレンド構造の中での調整の位置関係を指す概念です。
高値更新の有無やトレンドの継続性によって押し目のカウントは変わるため、一律の定義はありません。
利確は押し目の発生そのものではなく、トレンド崩れの兆候が出た段階を重視するのが基本的な考え方です。
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