PTS(私設取引システム)の値動きを確認したい場合、通常の証券取引所の株価チャートとは少し違った探し方が必要になります。特に「昨日や過去のPTSではいくらで取引されていたのか」「決算発表後のPTSの反応を確認したい」といった場合、専用の情報サービスを利用することが重要です。
この記事では、PTSの過去の時系列データを確認する方法や、無料で見られる情報と有料サービスで確認できる詳細データの違いについて解説します。
PTSとは何か?通常の株価データとの違い
PTSとは「Proprietary Trading System」の略で、証券取引所を通さずに株式を売買できる私設取引システムのことです。
日本株の場合、東京証券取引所での取引時間外でも売買できるため、決算発表やニュース発表後の投資家の反応を見るために利用されることがあります。
例えば、企業が15時に好決算を発表した場合、翌日の株式市場が開く前にPTSで買い注文が増え、株価が上昇するケースがあります。
PTSの過去データを確認する代表的な方法
PTSの過去情報を見る方法はいくつかあります。利用している証券会社や必要なデータの細かさによって選択肢が変わります。
主な確認方法は以下の通りです。
- 証券会社のPTS情報ページを利用する
- 株価情報サイトの過去データを確認する
- 有料の投資情報サービスを利用する
- 証券会社の取引ツールで履歴を確認する
ただし、通常の株価サイトではPTSの過去時系列データを長期間保存していない場合もあるため、目的に合ったサービスを選ぶ必要があります。
証券会社のサービスでPTS履歴を見る方法
PTSを取り扱っている証券会社では、自社の取引画面や情報ツール内でPTSの現在値や過去の取引状況を確認できる場合があります。
例えば、PTS取引に対応しているネット証券では、銘柄検索画面からPTS価格、出来高、売買状況などを確認できます。
一方で、数日前や数か月前のPTS価格を一覧で確認できるかどうかは証券会社によって異なります。過去分析を目的にする場合は、提供されているデータ期間を事前に確認するとよいでしょう。
PTSの過去時系列データを詳しく調べたい場合
「特定の日のPTS終値を知りたい」「決算発表直後にPTSでどの程度動いたか調べたい」という場合は、投資情報サービスを利用すると便利です。
有料サービスでは、通常の株価チャートだけではなく、PTS価格、出来高、時間ごとの推移などを確認できる場合があります。
例えば、ある銘柄が決算発表後にPTSで5%上昇していたとしても、その後の通常市場でどのような動きをしたか比較することで、投資判断の材料にできます。
無料でPTS過去データを調べる際の注意点
無料の株価サイトは便利ですが、PTSの過去データについては掲載期間が短かったり、リアルタイム情報のみ提供していたりする場合があります。
また、PTSには複数の市場があり、利用するサービスによって表示される価格や取引情報が異なることがあります。
そのため、過去の値動きを分析する場合は、「どのPTS市場のデータなのか」「約定価格なのか気配値なのか」を確認することが大切です。
PTSデータを投資判断に活用するポイント
PTSの値動きは、翌日の株価を必ず予測できるものではありません。しかし、市場参加者がニュースや決算をどのように評価しているかを見る参考材料になります。
例えば、好材料が発表された企業でもPTSではほとんど買われていない場合、市場ではすでに材料が織り込まれている可能性があります。
反対に、取引時間外にもかかわらず大きな買い注文が集まっている場合は、翌日の寄付き前から注目される可能性があります。
まとめ|PTSの過去時系列データは証券会社や専用サービスで確認する
PTSの過去データを確認するには、証券会社の取引ツールや投資情報サービスを利用する方法が一般的です。
無料サービスでは確認できる期間や情報量に限りがある場合がありますが、簡単な値動き確認であれば十分役立ちます。
過去のPTSの動きを分析したい場合は、価格だけを見るのではなく、出来高やニュース、翌日の市場での反応も合わせて確認することで、より正確な判断材料として活用できます。
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