NISAや投資信託を始めたばかりだと、「前日比ってどうやって計算されているのか」「複利って結局どういう動きになるのか」が分かりにくく感じることがあります。特にオルカンのような投資信託は値動きが毎日変わるため混乱しやすいポイントです。
ここでは、前日比の考え方と複利的な増減の仕組みを、具体的な数値例で整理していきます。
投資信託の前日比は「基準価額の変化率」
投資信託の前日比とは、基準価額が前日と比べてどれだけ増減したかをパーセンテージで表したものです。
例えば前日の基準価額が10000円で、翌日に10100円になれば前日比は+1%です。
この変化率は、毎日の評価額に対して適用されるため、単純な足し算ではなく「毎日掛け算」で増減していきます。
質問の計算は基本的に正しい考え方
提示されているように、評価額に対して日々の変動率を掛けていく考え方は正しいです。
例えば200万円の評価額に+1%が適用されると202万円になります。
その翌日にさらに+1%なら202万円×1.01となり、約204.02万円になります。
マイナスが入ると複利の減少も起こる
上昇だけでなく下落も同じように「掛け算」で反映されます。
例えば204.02万円が-5%になると、204.02万円×0.95で約193.819万円になります。
その後さらに+1%があれば193.819万円×1.01となり、約195.757万円になります。
複利とは「利息が利息を生む状態」
複利とは、増えた(または減った)後の金額に対してさらに増減がかかる仕組みです。
銀行預金の利息も同じで、利息に対してさらに利息がつくことで時間とともに差が広がります。
投資信託も同様に、基準価額が変動するたびに“その時点の資産額”に対してリターンが乗ります。
なぜ毎日の値動きが気になるのか
実際には長期投資では日々の前日比よりも、数年単位の平均リターンが重要になります。
短期の上下はノイズのようなもので、長期的には世界経済の成長が反映される設計です。
そのため、毎日の増減を細かく追うよりも「長く持つ前提」が重要になります。
まとめ
投資信託の前日比は、基準価額に対する変動率を日々掛け算していく仕組みで、提示された計算方法の考え方は基本的に正しいです。
複利はこの「掛け算が積み重なる構造」を指しており、増減どちらも連続して反映されます。
短期の動きよりも長期の成長に注目することが、投資信託では重要な視点になります。
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