NISAを始めたばかりの人が意外と混乱しやすいのが、投資信託を売却したあとに表示される「預かり金」です。特に楽天証券でオルカンや米国株式ファンドを再投資型で運用している場合、「売ったお金が自動で再投資されると思っていた」「1週間経ったのに預かり金のままで不安」というケースは少なくありません。
実はここには「再投資型」と「売却代金の扱い」の違いがあります。この記事では初心者向けにわかりやすく整理します。
再投資型とは売却代金が自動で再投資される仕組みではない
まず一番勘違いしやすい点ですが、「再投資型」は売却したお金を自動で再購入する仕組みではありません。
再投資型とは、ファンドから分配金が出た場合に、その分配金を自動で再び投資に回す形式のことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 再投資型 | 分配金を自動で再投資する |
| 売却代金 | 自動再投資されない |
売却して得た20万円は、自動的にオルカンや米国株へ戻るわけではありません。
売却後のお金は基本的に預かり金へ入る
投資信託を売却すると、受渡日が過ぎたあとに証券口座内の「預かり金」へ入ります。
そのお金は一旦現金として待機している状態になります。
つまり流れとしては次のようになります。
- 投資信託を売却する
- 受渡日を迎える
- 預かり金へ反映される
- 自分で再度買付する
預かり金は「保留」ではなく、「すでに現金化されている状態」の場合が多いです。
1週間経っているなら確認したいポイント
通常、投資信託は売却から即日反映されるわけではありません。
商品によって受渡日が異なります。
例えば海外株式系ファンドでは次のような流れになることがあります。
例。
- 月曜日に売却注文
- 基準価額決定
- 数営業日後に受渡
- 預かり金へ反映
土日や祝日が間に入ると、さらに日数が伸びることもあります。
ただし1週間以上経っているなら、楽天証券の「取引履歴」や「受渡明細」を確認してみると状況が分かりやすくなります。
預かり金20万円を全部再投資するかは自分で決める
売却代金20万円が預かり金になっていた場合、そのお金をどう使うかは自由です。
例えば次のような選択ができます。
- 全額をオルカンへ再投資する
- オルカンとNASDAQへ半分ずつ投資する
- 一旦現金で置いておく
- 銀行口座へ出金する
自動で全額が元の商品へ戻ることはありません。
初心者が勘違いしやすいポイント
投資を始めたばかりの頃は「再投資型」という言葉から、自動運転のようなイメージを持ちやすいですが、実際は少し意味が違います。
よくある勘違いを整理すると次のようになります。
| 勘違い | 実際 |
|---|---|
| 再投資型なら売却金も自動で戻る | 戻らない |
| 預かり金は保留状態 | 現金化されている場合が多い |
| 売却すると即反映される | 受渡日がある |
まとめ
楽天証券でNISAの投資信託を売却した場合、再投資型でも売却代金が自動で再投資されるわけではありません。
売却後のお金は通常、預かり金として待機し、その後どう使うかは自分で決める仕組みです。
もし1週間以上経っている場合は、「取引履歴」「受渡明細」「預かり金残高」を確認してみると状況が把握しやすくなります。
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