近ごろSNSやネット掲示板で「国民みんながキオクシアや古河電工で2億円稼いだの?」という話題が出ています。しかし、これには誤解が含まれており、実際に日本国民全員がそんな利益を得たわけではありません。本記事では、株式の仕組みや利益の分配の仕方を初心者向けにやさしく説明します。
会社の株式ってどういうもの?
株式会社は事業を行うために株式を発行し、それを投資家に売ることで資金を集めています。キオクシアや古河電工のような上場企業では、誰でも証券口座を通じて株を買うことができますが、株を持っていない人はその会社の利益を直接受け取る権利はありません。
たとえば、キオクシアの株式の保有割合を見ると、個人投資家の保有割合はごくわずかで、多くの株は法人・海外投資家などが保有しています(個人その他約4.56%程度):contentReference[oaicite:0]{index=0}。つまり国民全員が株を保有しているわけではありません。
利益が出ても全員が2億円もらえるわけではない
企業が利益を出したとしても、その利益は必ずしも株主にすべて配当として分配されるわけではありません。企業は内部留保として事業拡大や設備投資に使うことが多く、配当が出る場合でも株数に応じて分配されます。
仮にあなたが株を100株持っていたとしても、株価上昇や配当で得られる金額は保有株数と株価次第です。全員が同じ株を同じ量だけ持っていることはなく、2億円という大きな利益を得られる人は限られた投資家にすぎません。
株価が上がれば利益は出るけどそれは個人の判断
株価は日々変動し、上がれば保有者に含み益が発生します。しかし、含み益は実際に株を売却して初めて確定します。そのため「株価が上がったから2億円儲かった」と言えるのは、株を売り利益を確定した一部の人の話です。
また、キオクシアや古河電工のような大企業でも株主構成は偏っており、個人が大量に保有しているケースはまれです。たとえば古河電気工業の株主数は約45,000名ですが、これは日本国民全体(1億2,000万人以上)と比較するとごく一部です:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
具体例:株で大きな利益を得る人は?
仮にキオクシアの株を大きく保有していた投資家が株価上昇で利益を得た例がSNSなどで話題になることがあります。しかし、このような利益はその投資家が大量の株を保有していた場合に限られます。株式市場には大口投資家や機関投資家が多数存在し、一般の個人投資家よりも大きな投資ができるケースが多いです。
したがって「国民全員が2億円儲けた」という表現は株式市場の動きや好調な銘柄を誇張したものであり、実際には個人投資家の利益は各自の投資判断や保有量によって大きく異なります。
まとめ:誰もが利益を得たわけではない
結論として、キオクシアや古河電工のような企業の株価が上昇した年に利益を得た人はいますが、それは株を保有していた一部の投資家に限られます。日本国民全員が株を持っているわけではなく、2億円という大きな利益を全員が得たわけではありません。
株式投資はリスクとリターンがあり、投資する人が個別にリスクを負うことで利益を得る可能性がありますが、「国民全員が一律に恩恵を受けた」という見方は事実と異なります。株式市場の仕組みを正しく理解し、自分の投資判断に役立てることが大切です。
こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。


コメント