株式投資をしていると、「保有している9銘柄すべてがプラスになる状態になってほしい」と考えることがあります。しかし、複数の銘柄を保有すると、全銘柄が同時に含み益になる状態を作ることは意外と難しいものです。
この記事では、なぜ9銘柄中8銘柄がプラスになっても最後の1銘柄が残ることがあるのか、株価の動きや分散投資の特徴から分かりやすく解説します。
複数銘柄すべてがプラスになることが難しい理由
9銘柄を保有している場合、それぞれの企業には異なる業績や株価の動きがあります。そのため、市場全体が上昇していても、すべての銘柄が同じタイミングで上がるとは限りません。
例えば、景気回復によって自動車関連株が上昇している時でも、原材料価格の上昇によって食品関連株が下落することがあります。企業ごとに影響を受ける要因が違うため、株価の動きにも差が出ます。
そのため、9銘柄中7銘柄や8銘柄がプラスになることは十分に起こりますが、最後の1銘柄が含み損の状態になることも珍しくありません。
株価は購入したタイミングによって結果が変わる
同じ銘柄を保有していても、購入した価格によって含み益になるタイミングは変わります。
例えば、A社の株を1000円で購入した人は株価が1100円になれば利益になります。しかし、同じA社の株を1200円で購入した人は、その時点ではまだ含み損です。
複数銘柄を保有している場合、それぞれ購入した時期や価格が違うため、市場全体が回復しても一部の銘柄だけ戻りが遅れることがあります。
8銘柄がプラスでも1銘柄だけ残るケースが多い理由
投資では、全体が同じ方向に動くわけではありません。特に個別株投資では、企業ごとのニュースや決算内容によって株価が大きく変化します。
例えば、9銘柄のうち8銘柄が業績改善や市場人気によって上昇しても、1社だけ業績見通しが悪化すれば、その銘柄だけ株価が戻らないことがあります。
また、株価は投資家心理にも影響されるため、良い材料が出るまで長期間停滞する銘柄もあります。
分散投資はすべてをプラスにする方法ではない
複数銘柄に投資する分散投資は、リスクを減らすための方法ですが、必ず全銘柄が利益になることを保証するものではありません。
分散投資の目的は、「一部の銘柄が不調でも、全体の資産への影響を小さくすること」です。
例えば9銘柄のうち1銘柄がマイナスでも、残り8銘柄の利益によってポートフォリオ全体ではプラスになる場合があります。投資では個別銘柄の勝敗より、全体のバランスを見ることが重要です。
含み損の銘柄を見る時に確認したいポイント
保有銘柄の中にマイナスのものがある場合、単純に「失敗した銘柄」と判断するのではなく、なぜ下落しているのかを確認することが大切です。
一時的な市場全体の下落であれば、時間の経過とともに回復する可能性があります。一方で、企業の成長性や業績に問題がある場合は、保有を続けるか検討する必要があります。
例えば、優良企業でも決算発表後に一時的に株価が下落することがあります。株価だけを見るのではなく、企業そのものの状況を確認することが重要です。
すべての銘柄をプラスにすることより大切な考え方
投資では「全銘柄が含み益」という状態を目指すことよりも、長期的に資産が増える仕組みを作ることが重要です。
一時的に9銘柄中1銘柄がマイナスでも、成長が期待できる企業を保有していれば、将来的にプラスへ転じる可能性があります。
反対に、すべての銘柄を短期間でプラスにしようとして頻繁に売買すると、手数料や判断ミスによって利益を逃すこともあります。
まとめ
9銘柄すべてをプラスにすることが難しいのは、企業ごとに業績や株価の動き、購入タイミングが異なるためです。
8銘柄がプラスになった後に7銘柄へ戻るような動きも、株式市場では珍しいことではありません。株価は日々変動するため、一時的な状態だけで投資の良し悪しを判断することはできません。
大切なのは、全銘柄を常にプラスにすることではなく、リスクを管理しながらポートフォリオ全体で利益を目指す考え方です。
こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。


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