28歳から新NISAを始めて、50歳頃にサイドFIRE(完全リタイアではなく、資産収入と軽い労働を組み合わせた生活)を目指したいと考える人は少なくありません。特に過去に家計の苦労や借金問題を見てきた人ほど、経済的自由への関心は高い傾向があります。この記事では、毎月数万円の積立投資を続けた場合の資産形成の目安や、サイドFIRE実現に必要な考え方についてわかりやすく解説します。
サイドFIREとは何か
サイドFIREとは、投資による資産収入だけで生活する完全FIREとは異なり、不足分をアルバイトや副業などで補いながら自由な働き方を実現するライフスタイルです。
例えば年間生活費が240万円の場合、投資収益で120万円を賄い、残り120万円を週数日の仕事で補うといった形が代表例です。
完全FIREより必要資産が少ないため、一般的な会社員でも目指しやすいことが特徴です。
毎月4万円を22年間投資した場合の資産額
28歳から50歳まで22年間、毎月4万円を積み立てるケースを考えてみます。
| 想定利回り | 50歳時点の資産額目安 |
|---|---|
| 年3% | 約1,450万円 |
| 年5% | 約1,900万円 |
| 年7% | 約2,600万円 |
もちろん将来の運用成績は保証されませんが、長期・積立・分散投資を前提とすると、投資元本1,056万円に対して大きな複利効果が期待できます。
この時点で完全リタイアは難しくても、サイドFIREの土台としては十分に意味のある資産額です。
毎月6万〜7万円に増やせた場合の可能性
借金返済後に投資額を毎月6万〜7万円へ増やせる場合、将来の景色は大きく変わります。
例えば毎月7万円を22年間、年5%で運用できた場合、資産額は3,300万円前後になる可能性があります。
仮に4%ルールを参考にすると、年間約130万円程度の資産収入が期待できる計算になります。生活費を抑えられれば、かなり現実的なサイドFIRE圏内に入ってきます。
まず優先したいのは生活防衛資金と借金返済
投資を急ぎたくなる気持ちは理解できますが、高金利の借金がある場合は返済を優先した方が合理的なケースが多いです。
投資の期待利回りより借入金利の方が高い場合、返済は確実なリターンを得る行為と考えられます。
また、病気や失業に備えた生活防衛資金として、生活費の3〜6か月分程度を確保しておくと安心です。
サイドFIREを成功させる人の共通点
サイドFIRE達成者には共通点があります。
- 投資額よりも継続期間を重視している
- 生活水準を必要以上に上げない
- 借金を減らして資産形成を優先する
- 副業やスキルアップも並行して行う
- 短期的な相場変動で積立をやめない
特別な才能よりも、長期間にわたって続ける習慣の方が結果を左右するケースが多く見られます。
まとめ
28歳から新NISAで毎月4万円前後を積み立てる場合でも、50歳時点で1,500万〜2,500万円程度の資産形成は十分に視野に入ります。さらに借金完済後に毎月6万〜7万円へ投資額を増やせれば、サイドFIREの実現可能性は大きく高まります。
大切なのは一気に資産を増やすことではなく、生活防衛資金の確保、借金返済、長期積立という順序を守りながら継続することです。過去の家庭環境に関係なく、20年以上という時間を味方につければ、経済的な選択肢を増やすことは十分に可能です。
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