株式投資を始めたばかりの方にとって、株を売却した時に実際いくら現金になるのか、税金はいくら引かれるのかは分かりにくいポイントです。例えば1株2000円の株を1000株持っている場合、売却金額は200万円になりますが、税金がかかるのは売却金額全体ではありません。この記事では、株式売却時の税金の計算方法や、実際の受取額を理解するためのポイントを初心者向けに解説します。
株を売った時に約20%の税金がかかる仕組み
株式投資では、売却した金額そのものに約20%の税金がかかるわけではありません。課税対象になるのは、購入した時の金額との差額である「利益(譲渡益)」です。
例えば、1株2000円で購入した株を1000株保有している場合、購入金額は200万円になります。この株を同じ2000円で売却した場合、売却金額も200万円ですが利益は0円なので、基本的に税金は発生しません。
一方で、購入時より株価が上昇して利益が出た場合、その利益部分に対して所得税や住民税などを合わせた約20.315%の税金がかかります。
2000円の株を1000株売却した場合の計算例
例えば、1株2000円で購入した株を1000株持っていて、その株を1株2000円で売却した場合を考えます。
売却金額は「2000円×1000株=200万円」です。しかし購入時も200万円なので、利益はありません。そのため税金は発生せず、手数料などを除けば約200万円が口座に入ることになります。
「売却した金額から20%引かれて180万円になる」と考える方もいますが、これは少し違います。税金は売却代金ではなく、利益に対して計算されます。
利益が出た場合はどのように税金が計算されるのか
例えば、1株1000円で購入した株を1000株持っていて、株価が2000円になった時に売却した場合を見てみます。
購入金額は100万円、売却金額は200万円なので、利益は100万円です。この100万円に対して約20.315%の税金がかかり、税額は約20万3150円になります。
その場合、売却後の手取り額は「200万円-約20万3150円=約179万6850円」となります。このように、約180万円になるケースは、売却額ではなく利益が100万円発生した場合です。
NISA口座なら株の利益に税金がかからない
株式投資では、NISA(少額投資非課税制度)を利用している場合、一定の条件のもとで売却益や配当金が非課税になります。
例えば、NISA口座で購入した株が値上がりして100万円の利益が出た場合でも、通常の証券口座のように約20%の税金はかかりません。
ただし、NISAには年間投資枠などの制度上のルールがあるため、利用する場合は最新の制度内容を確認することが大切です。
株を売却する時に初心者が注意したいポイント
株を売却するときは、現在の株価だけを見るのではなく、自分がいくらで購入したのかを把握することが重要です。同じ200万円で売却しても、購入価格によって利益や税金は大きく変わります。
また、証券会社の口座には「特定口座(源泉徴収あり)」や「一般口座」など種類があります。特定口座(源泉徴収あり)を利用している場合は、証券会社が税金の計算や納税手続きを行ってくれるため、初心者でも管理しやすい仕組みです。
さらに、売却時には売買手数料が発生する場合もあります。実際の受取額を知りたい場合は、税金だけでなく手数料も含めて確認すると安心です。
まとめ:株の売却時に20%引かれるのは利益部分だけ
株を1000株売却した場合、売却金額全体から約20%の税金が引かれるわけではありません。税金がかかるのは、購入価格より高く売れた時に発生する利益部分です。
1株2000円の株を1000株売却して200万円を受け取るケースでも、購入価格が同じ2000円なら利益はないため、基本的に税金は発生しません。
株式投資では「いくらで買って、いくら利益が出たのか」を理解することが大切です。売却前には購入価格と利益額を確認し、実際の手取り金額を計算する習慣を身につけると安心して取引できます。
こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。


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