オルカンは三菱UFJに何かあったらどうなる?NISAで人気のeMAXIS Slim 全世界株式の仕組みとリスクを解説

資産運用、投資信託、NISA

新NISAで人気の投資信託「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)」を購入していると、運用会社である三菱UFJアセットマネジメントに万が一のことが起きた場合、資産はどうなるのか不安に感じることがあります。この記事では、オルカンの管理の仕組みや、運用会社・銀行・ファンドが破綻した場合の影響について分かりやすく解説します。

オルカンは三菱UFJの預金ではなく投資信託

オルカンと呼ばれる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、三菱UFJアセットマネジメントが運用している投資信託です。

ここで重要なのは、購入したお金が三菱UFJアセットマネジメントの銀行口座に預けられているわけではないという点です。投資家から集めた資金はファンドの財産として管理され、世界中の株式などに投資されています。

そのため、運用会社そのものに問題が発生した場合でも、オルカンに組み入れられている株式などの資産が消えてしまう仕組みではありません。

三菱UFJアセットマネジメントが破綻した場合のオルカンの行方

投資信託では、運用会社である委託会社、資産を管理する受託会社(信託銀行)、販売会社がそれぞれ役割を分担しています。

仮に三菱UFJアセットマネジメントが経営困難になった場合でも、投資信託の財産は信託銀行によって分別管理されています。つまり、運用会社の会社財産と投資家の資産は法律上分けて管理されています。

その場合に考えられる対応としては、別の運用会社へ運用が引き継がれる、または投資信託が繰上償還されて保有資産が投資家へ返還されるなどの方法があります。

もし三菱UFJグループ全体に問題が起きたら影響はある?

三菱UFJという大きな金融グループの名前を見ると、「会社が危なくなったら資産も危ないのでは」と考えてしまう人もいます。しかし、投資信託の仕組みでは運用会社と投資家の資産は分離されています。

例えば、証券会社や銀行が破綻した場合でも、顧客から預かった投資信託の資産は基本的にその会社の借金返済に使われるものではありません。

ただし、オルカンには別の種類のリスクがあります。それは投資対象である世界中の株式市場が下落するリスクです。運用会社が健全でも、株価が下落すれば基準価額は下がります。

オルカンで本当に注意すべきリスクとは

オルカンは世界中の株式へ分散投資する商品ですが、「絶対に損をしない商品」ではありません。

例えば、世界的な金融危機が起きた場合、アメリカ、日本、ヨーロッパなど複数の地域の株価が下落し、一時的にオルカンの評価額も大きく下がる可能性があります。

一方で、1つの企業だけに投資するよりも、数千もの企業へ分散できるため、特定企業の倒産による影響は小さく抑えられています。

NISAでオルカンを長期保有する場合に考えたいこと

新NISAでオルカンを積み立てている場合、短期間の値動きよりも長期的な資産形成を目的に考えることが大切です。

例えば毎月3万円を積み立てている場合、株価が下落した時期には同じ金額でより多くの口数を購入できます。長期投資では、このような価格変動を受け入れながら継続する考え方が重要になります。

運用会社のリスクだけを過度に心配するよりも、自分の投資目的や生活資金とのバランス、株式市場の変動に耐えられる資産配分になっているかを確認することが大切です。

まとめ:オルカンは三菱UFJに何かあっても資産が消える仕組みではない

オルカンは三菱UFJアセットマネジメントが運用する投資信託ですが、投資家のお金は会社の資産とは分けて管理されています。

そのため、運用会社に問題が発生した場合でも、保有している株式などの資産が突然なくなるわけではありません。状況に応じて運用会社の変更や償還などの対応が取られます。

NISAでオルカンを利用する場合は、運用会社の心配だけではなく、株式市場の変動リスクを理解したうえで、長期的な資産形成の一部として活用することが重要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました