NISAでオルカンやTOPIX、NASDAQ100などを中心に資産形成していると、ある程度土台ができた後に「少し尖ったファンドも欲しい」と感じることがあります。実際、テーマ型ファンドや戦略型ファンドにはワクワク感がありますし、大きな成長を期待したくなるものです。ただし、コア資産とは違う考え方が必要になります。ここではモメンタム型や宇宙関連ファンドを例に、テーマ投資の考え方を解説します。
まずコアとサテライトを分けて考える
投資ではよく「コア・サテライト戦略」という考え方があります。
コアとは資産形成の中心部分、サテライトとはプラスアルファの挑戦枠です。
| 種類 | 役割 |
|---|---|
| コア | オルカン、TOPIX、S&P500など |
| サテライト | テーマ株、宇宙関連、AI、モメンタムなど |
すでにオルカンやTOPIXなどを保有しているなら、かなり王道のコア資産を作れている状態と考えられます。
テーマ型を追加するなら「資産形成の中心」ではなく「遊びや成長期待の枠」で考える人が多いです。
モメンタム型ファンドの特徴
モメンタム投資とは「勢いのある銘柄を買う」考え方です。
簡単に言うと、最近強い動きをしている銘柄を選びやすい仕組みです。
好調な相場では非常に強いことがあります。
例えばAI関連や半導体が市場を引っ張る時期には、高いパフォーマンスになるケースもあります。
ただし相場が急変すると、一気に順位が入れ替わることもあります。
「強いものを買う戦略」なので、強さが消えると急に弱くなる場面もあります。
宇宙関連ファンドの魅力と注意点
宇宙産業は夢があり、将来性の話題も多いテーマです。
人工衛星、通信、防衛、ロケット関連など幅広い分野が含まれます。
政府支援や民間企業の参入も増えているため、期待感が高まりやすい分野でもあります。
ただしテーマ型ファンドは人気が過熱すると期待が先行しやすい特徴があります。
例えば「未来が期待される」と「今の株価が割安」は別問題です。
チャートが穏やかに見える理由
宇宙関連なのに思ったより値動きが小さいと感じることがあります。
これはファンドの中身が宇宙企業だけではないケースがあるからです。
例えば大型企業、防衛関連企業、通信企業などが混ざっている場合があります。
個別株だけを持つ場合より値動きが平均化されるため、極端な上下が抑えられることがあります。
テーマ型ファンドを買う時の考え方
テーマ投資で重要なのは「ワクワク感」と「資金管理」を分けることです。
- 生活資金では買わない
- 資産全体の5〜15%程度に抑える人も多い
- 数年単位で考える
- 短期の値動きを覚悟する
テーマ投資は当たると大きい反面、数年間停滞することもあります。
そのため「全部乗せ」より「少しだけ参加」が精神的に続けやすい場合があります。
まとめ
オルカンやTOPIXなどで土台ができているなら、モメンタム型や宇宙関連ファンドはサテライト枠として検討する考え方があります。
ただしテーマ型は将来性だけでなく、期待が株価にどれだけ織り込まれているかも重要です。ワクワク感は投資を続ける原動力になりますが、資産形成の中心ではなく「追加の挑戦枠」として考えるとバランスを取りやすくなります。
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