株式投資やデイトレードを行う上で、チャートの視認性は非常に重要です。特にSBI証券を利用している方から「1分足チャートが潰れて見えない」といった声が少なくありません。この記事では、SBI証券の1分足チャートがなぜ見えにくくなるのか、その原因と対処法について詳しく解説します。
1分足チャートが潰れて見える理由
1分足は1本のローソク足がわずか1分間の値動きを表すため、表示される本数が非常に多くなります。そのため、チャートの横軸(時間軸)の表示が圧縮され、ローソク足同士が密集し「潰れて見える」状態になります。
特に取引時間中の短時間で多くのデータを表示しようとすると、チャート全体がつぶれて表示されやすくなります。この状態はチャートのズームや表示本数の設定によって調整可能です。
チャートの表示本数設定を見直す
SBI証券のチャートツールでは、表示するローソク足の本数を設定できます。たとえば、1分足で300本以上を表示していると、視認性が悪くなる傾向があります。
改善方法:チャート設定で表示本数を「100本」や「150本」に減らすことで、ローソク足が広がって見やすくなります。
ズーム機能でチャートのスケールを調整
SBI証券のチャートツールでは、マウスホイールやズームバーを使って表示スケールを調整可能です。ズームアウトしすぎると1分足が密集してしまうため、適度にズームインして表示を調整しましょう。
実際にズームインしてみると、ローソク足の実体やヒゲの動きも明確になり、エントリーポイントやトレンドの転換が把握しやすくなります。
ローソク足のスタイルや色を変更して見やすくする
ローソク足の色や太さが初期設定のままだと、背景と同化して視認性が悪い場合があります。SBI証券のチャート設定で、陽線を緑、陰線を赤など、自分にとって見やすい色に変更することで、チャートの判読性が向上します。
また、「ラインチャート」や「バーチャート」など他のスタイルに切り替えてみるのも一つの手です。
スマホアプリとPC版で表示が異なる点に注意
SBI証券では、スマホアプリとPCブラウザ版でチャートの仕様が異なります。スマホでは画面が狭いため、1分足はどうしても潰れて表示されやすくなります。PCで表示することで、より多くの情報を快適に確認できる可能性があります。
Tip:スマホで確認する場合は横向き表示に切り替えるだけでも、チャートの見やすさが改善されることがあります。
1分足が有効な場面と使い方の注意点
1分足はスキャルピングや超短期のデイトレードで有効な指標ですが、ノイズが多く判断が難しい一面もあります。そのため、5分足や15分足などと組み合わせて、全体のトレンドやエントリーポイントを判断することが重要です。
例として、1分足で急落を確認しても、5分足で見るとレンジ内の動きだったということもあります。複数の時間軸を併用することで、チャートの信頼性が向上します。
まとめ
1分足チャートが潰れて見えるのは、設定によるものであり、チャートツールの調整で解決可能です。表示本数、ズームスケール、チャートスタイルなどを工夫することで、より快適にチャート分析が行えるようになります。
チャートが見づらいと感じたら、まずは設定を見直してみましょう。視認性が向上すれば、売買判断の精度も高まり、トレード全体の質も向上します。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント