SBI証券を利用していると、ログイン履歴に「マネーフォワード」と記載されるケースがあります。しかし、「マネーフォワードは使っていない」「他のサービスで口座連携したはず」という声も多く聞かれます。この記事では、なぜこうした表示が起こるのか、その背景と確認方法、注意点について詳しく解説します。
『マネーフォワード』と表示される仕組み
SBI証券では、口座連携による自動ログインやAPI接続が行われた際に、ログイン履歴にサービス名が表示されます。これは主にSBI証券側が連携アプリやウェブサービスを識別するための措置です。
しかし、SBI証券側のシステム上、連携元が「マネーフォワード系API」やその共通インフラを利用している場合には、一律で『マネーフォワード』と表記されることがあります。そのため、マネーフォワードそのものを使っていなくても、別サービスからのアクセスが「マネーフォワード」として記録される可能性があります。
三井住友系の口座連携とログイン履歴の関係
例えば、三井住友銀行グループが提供する「スマートライフデザイナー」や「お金の見える化」サービスも、バックエンドでマネーフォワードのAPIインフラを利用しているケースがあります。
このような構造により、ユーザーが三井住友の連携サービスを通じてSBI証券と接続した場合でも、SBI証券側のログイン履歴には「マネーフォワード」と記載されることがあるのです。
ログイン履歴が気になる場合の確認方法
ログイン履歴の不審な表示が気になる場合、以下の点を確認しましょう。
- 自身が登録・利用している家計簿アプリや資産連携サービスの一覧をチェック
- SBI証券のマイページで、「API連携の設定状況」を確認
- 三井住友銀行や連携アプリのヘルプデスクに問い合わせる
実際にマネーフォワードのアカウントが存在しない場合でも、連携サービスが間接的に同インフラを使用していることはよくあるため、過度な心配は不要です。
セキュリティ面の注意と対策
自分の許可なく連携されていた可能性がある場合や、情報漏洩が心配な場合には、一度パスワード変更を行い、API連携の解除をおすすめします。また、2段階認証の導入も有効です。
また、不正利用の可能性が少しでもあると感じた場合は、SBI証券のカスタマーセンターに速やかに連絡し、接続元のIPアドレスやアクセス履歴の詳細を確認してもらいましょう。
まとめ:表示の誤解を解いて正しい対処を
「マネーフォワード」とログイン履歴に表示されるからといって、必ずしもマネーフォワードを利用しているわけではありません。裏で同じAPIを使っているだけである可能性が高く、他の連携サービスが関係しているケースが多々あります。
冷静にサービスの連携状況を確認し、必要に応じて設定の見直しを行えば、安心してSBI証券を活用できます。

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