オールカントリーの毎日積立は年間何日約定する?SBI証券の約定日数が少なく見える理由を解説

資産運用、投資信託、NISA

新NISAやつみたて投資枠を利用して、オールカントリー(全世界株式)へ毎日積立をしている人の中には、「年間の約定日は何日になるのか」「シミュレーションより実際の約定回数が少ないのはなぜか」と疑問に感じることがあります。

特にSBI証券などの証券会社では、毎日積立を設定していても年間約定日数が23日×12か月のような単純計算にならず、実際には20日前後になることがあります。この記事では、毎日積立の約定日数が変動する理由や、オールカントリーを積み立てる際に知っておきたい仕組みについて解説します。

オールカントリーの毎日積立とはどのような仕組みなのか

オールカントリーとは、正式には「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」などに代表される、世界中の株式へ分散投資できる投資信託です。日本、米国、新興国など幅広い地域の株式へ投資できるため、長期投資の商品として多くの投資家に利用されています。

SBI証券などでは、投資信託の積立設定で「毎日」を選択できます。毎日積立では、証券会社が設定した営業日に少しずつ投資信託を購入する仕組みになっています。

例えば、毎月3万円を毎日積立する場合、1か月の営業日数で分割して購入します。営業日が22日ある月なら、1日あたり約1,364円ずつ購入するようなイメージです。

毎日積立の年間約定日は営業日数によって変わる

毎日積立の約定日数は、カレンダー上の日数ではなく、基本的には証券会社や投資信託の購入処理が行われる営業日によって決まります。

日本の株式市場や証券会社は、土曜日・日曜日・祝日は営業していません。そのため、1年間で365日あるとしても、実際に取引できる日は約240日前後になります。

ただし、毎日積立では毎営業日に必ず約定するわけではありません。投資信託ごとの注文受付日や、ファンドの休業日、海外市場の休日なども影響するため、月によって約定回数は変化します。

SBI証券のシミュレーションと実際の約定日数が違う理由

SBI証券の積立設定画面などで表示されるシミュレーションでは、一定の営業日数を前提に計算されています。しかし、実際の約定回数は市場の営業状況によって変わります。

例えば、1か月を23営業日として計算すると年間276回(23日×12か月)のような表示になりますが、実際には祝日や年末年始、投資信託の休業日などがあるため、毎月23回購入されるとは限りません。

そのため、年間で見ると20日〜21日程度の月が多くなり、シミュレーション上の数字より少なく感じることがあります。これは積立設定の不具合ではなく、正常な動きです。

オールカントリーの約定日数に影響する主な要因

毎日積立の約定回数が変わる理由には、いくつかの要素があります。代表的なものを確認しておきましょう。

要因 約定日数への影響
土日・祝日 証券会社が休業日のため購入されない
年末年始 注文受付や約定日が通常と異なる場合がある
海外市場の休日 投資対象国の市場休場により影響することがある
投資信託の注文処理日 ファンドごとのルールで約定日が決まる

特にオールカントリーのような海外株式を含む投資信託では、日本の営業日だけではなく、投資対象となる海外市場の状況も関係します。

そのため、日本のカレンダーだけを見て「年間で何回買えるか」を計算すると、実際の約定回数とはズレることがあります。

毎日積立と毎月積立では投資結果に大きな差が出るのか

毎日積立を利用している人の中には、「約定日数が少ないなら毎月積立のほうが良いのでは」と考える人もいます。しかし、長期投資では積立頻度の違いによる影響は限定的とされています。

例えば、年間36万円を投資する場合、毎日少額ずつ購入する方法でも、毎月3万円を購入する方法でも、長期間では投資金額や保有期間の影響のほうが大きくなります。

重要なのは、短期的な購入タイミングを細かく調整することよりも、無理のない金額で長期間継続することです。

オールカントリーを積み立てる際に確認したいポイント

オールカントリーのような長期向け投資信託では、約定日数よりも積立を継続できる仕組みを作ることが重要です。

確認しておきたいポイントとして、毎月の投資金額、手数料、保有期間、リスク許容度などがあります。

例えば、毎日積立で細かく購入していても、相場下落時に不安になって積立を停止してしまうと、長期投資のメリットを活かしにくくなります。自分が継続できる金額設定にすることが大切です。

まとめ:オールカントリーの毎日積立は年間約定日数が変動しても問題ない

オールカントリーをSBI証券などで毎日積立している場合、年間の約定日数は固定ではありません。営業日、祝日、投資信託の注文処理日などによって変動するため、月によって20日〜21日程度になることは一般的です。

シミュレーションで表示される約定回数と実際の回数に違いがあっても、積立設定が正常に行われていれば問題ありません。

長期的な資産形成では、1年間の購入回数の違いよりも、継続して市場に投資し続けることのほうが重要です。オールカントリーのような分散投資型の商品では、細かな約定日数よりも長期運用を続けられる投資計画を作ることが大切です。

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