iDeCo(個人型確定拠出年金)は、長期間にわたって積み立てながら老後資金を準備する制度です。毎月の掛金を増やした場合、将来どのくらいの金額になるのか気になる人も多くいます。この記事では、auのiDeCoで毎月62,000円を14年間積み立てた場合の資産額の目安や、運用利回りによる違い、現在の運用状況から考えるポイントについて解説します。
毎月62000円を14年間積み立てた場合の元本はいくらになるか
まず、投資による利益を考える前に、積み立てる元本を確認することが大切です。毎月62,000円を14年間積み立てる場合、単純な積立額は約1,041万6,000円になります。
計算すると、62,000円×12か月×14年間で10,416,000円となります。質問のケースでは約1,070万円を投資予定とのことですが、これは手数料や掛金変更時期などによって多少変わる可能性があります。
この金額が将来どこまで増えるかは、選択している投資信託の運用成績によって大きく変わります。
iDeCoの将来金額は運用利回りによって大きく変わる
投資信託で運用する場合、将来の資産額は毎年どれくらい増えるかという「利回り」によって変化します。株式を中心とした投資信託では、長期的に見ると年数%程度の成長を期待する考え方がありますが、将来の利益は保証されません。
例えば、元本約1,041万円を14年間積み立てた場合の目安として、年利別に考えると以下のようになります。
年利0%の場合は約1,041万円、年利3%程度で運用できた場合は約1,300万円前後、年利5%程度の場合は約1,500万円前後になる可能性があります。
一方で、相場環境が悪い期間が続けば、元本を下回る可能性もあります。iDeCoは長期運用が前提のため、短期間の値動きだけで判断しないことが重要です。
現在プラス12%の運用成績をどう見るべきか
現在、投資額に対して約12%プラスになっている場合、順調なスタートと感じるかもしれません。しかし、投資信託の運用では毎年同じように利益が出るわけではありません。
例えば、1年間で12%増えたとしても、翌年に市場全体が下落すれば評価額が大きく下がることもあります。そのため、現在の利益率だけで14年後の金額を予測することは難しいです。
ただし、20年近い長期投資では、一時的な下落を経験しながらも、経済成長の恩恵を受けられる可能性があります。
iDeCoで長期運用するときに確認したいポイント
iDeCoでは、どの商品を選ぶかによって将来の結果が大きく変わります。例えば、株式比率が高い投資信託は値動きが大きい一方、長期的な成長を狙いやすい特徴があります。
反対に、元本確保型の商品は価格変動リスクが小さいですが、大きな資産成長は期待しにくい場合があります。
また、iDeCoには税制優遇という大きなメリットがあります。掛金が所得控除の対象になるため、運用益だけでなく税負担軽減効果も含めて考えることが大切です。
14年後の資産を増やすためにできること
将来の資産額を高めるためには、相場の短期的な上下に一喜一憂せず、継続して積み立てることが重要です。
例えば、株式市場が大きく下落した時でも積立を続けることで、安い価格で投資信託を購入できる場合があります。長期積立では、このような仕組みが平均購入価格を抑える効果につながります。
また、年齢やリスク許容度に合わせて、定期的に商品の配分を確認することも大切です。60歳までの期間が長い場合は成長資産を多めにする考え方もありますが、受け取り時期が近づいたらリスク調整を検討する方法もあります。
まとめ
auのiDeCoで毎月62,000円を14年間積み立てる場合、投資元本は約1,041万円になります。最終的な金額は運用利回りによって変わり、年3%や年5%程度で運用できれば元本を大きく上回る可能性があります。
現在プラス12%という結果は良い状態ですが、今後も同じペースで増えるとは限りません。長期投資では、一時的な下落も含めて計画を立てることが重要です。
iDeCoは老後資金作りを目的とした制度なので、短期的な利益ではなく、税制メリットや長期的な資産形成効果を含めて判断することが大切です。
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