NISA積立で下落してもプラスの人がいる理由とは?投資額・保有期間・取得単価の違いをわかりやすく解説

資産運用、投資信託、NISA

NISAで積立投資をしていると、相場が下落した際に「みんなマイナスと言っているのに自分はプラスだった」「同じ銘柄なのに利益が違うのはなぜ?」と疑問に感じることがあります。実は投資の損益は銘柄だけで決まるのではなく、投資を始めた時期や保有期間、取得単価などによって大きく変わります。この記事では、同じ投資信託を持っていても損益に差が出る理由を解説します。

同じ銘柄でも損益が違う理由

投資信託の損益は「現在の基準価額」と「自分が購入したときの平均取得単価」の差によって決まります。

そのため、同じオルカンやS&P500の投資信託を保有していても、購入時期が違えば損益も異なります。

例えば3年前から積立を続けている人と、先月から始めた人では、同じ下落相場でも結果が大きく異なることがあります。

相場が下落してもプラスの人はいる

長期間保有していた人は、大きな含み益を抱えた状態で下落局面を迎えることがあります。

例えば投資信託が過去に50%上昇していた場合、その後10%下落しても依然としてプラス圏に残るケースがあります。

そのため「みんな下がっている」と言われる相場でも、長期投資家の中にはまだ利益が残っている人も少なくありません。

投資額が多いとマイナスになりやすいのか

結論から言うと、投資額が多いこと自体はマイナスになりやすさとは関係ありません。

重要なのは投資額ではなく、どの価格帯で購入したかです。

例えば100万円投資した人も1000万円投資した人も、同じタイミングで購入していれば損益率は基本的に同じになります。

条件 損益への影響
投資額 損益額は増減するが損益率には直接影響しない
保有期間 長いほど過去の上昇の恩恵を受けやすい
購入時期 損益を大きく左右する
積立継続 平均購入単価を平準化できる

積立投資では取得単価が重要

NISAの積立投資では、毎月同じ金額を買い続けることで高値でも安値でも購入することになります。

これをドルコスト平均法と呼び、長期間続けることで平均取得単価を平準化する効果が期待できます。

そのため、一時的な下落があっても過去の安値購入分が利益を支えてくれる場合があります。

長期投資家と最近始めた人の違い

同じ銘柄を保有していても、2020年から積立している人と2025年に始めた人では取得単価が大きく異なります。

長期投資家は過去の安い価格で大量に保有しているため、多少の下落ではマイナスにならないことがあります。

一方で高値圏から投資を始めた人は、同じ下落でも含み損になる可能性があります。

まとめ

NISA積立では、同じ投資信託を持っていても購入時期や保有期間によって損益は大きく異なります。相場が下落していても、長期間運用して含み益が十分にある人はプラスを維持していることがあります。また、投資額の大小そのものがマイナスになりやすさを決めるわけではなく、重要なのは平均取得単価と投資期間です。長期目線で積立を続けるほど、一時的な値動きに左右されにくくなる傾向があります。

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