日本株の配当金投資を始めたばかりの方がよく疑問に思うのが、「権利確定日に株を保有していたが、その後売却した場合でも配当金は受け取れるのか」という点です。ANAやJALなどの高配当銘柄への乗り換えを検討する際にも気になるポイントでしょう。この記事では、権利確定日と配当金受取の関係についてわかりやすく解説します。
配当金を受け取るために重要なのは権利確定日時点の保有
日本株の配当金は、企業が定める権利確定日時点で株主名簿に記載されている株主に支払われます。
そのため、配当金の受取権利は権利確定日に確定し、その後に株式を売却しても原則として権利は失われません。
権利確定日時点で保有していた株主には、後日配当金が支払われます。
権利落ち日以降の売却は配当に影響しない
配当金の権利を取得した後の権利落ち日以降であれば、株式を売却しても配当金は受け取れます。
例えば3月決算企業の場合、3月末の権利確定日時点で株を保有していれば、4月や5月、6月に売却したとしても配当金は予定どおり支払われます。
これはANA株だけでなく、多くの日本企業に共通する仕組みです。
配当金はいつ入金されるのか
権利確定後、株主総会の承認などを経て配当金の支払いが行われます。
| 項目 | 一般的な時期 |
|---|---|
| 権利確定日 | 3月末 |
| 株主総会 | 6月頃 |
| 配当金支払開始 | 6月〜7月頃 |
実際の支払日は企業によって異なりますが、権利取得後すぐに入金されるわけではありません。
ANAからJALへ乗り換えた場合はどうなる?
ANA株を権利確定日時点で保有していた場合、その後すべて売却してJAL株へ乗り換えたとしても、ANAの配当金受取権利は残ります。
一方で、JALの配当金については、JALの次回権利確定日時点で株主として保有している必要があります。
つまり、ANAの配当金と将来のJALの配当金は別々に管理されることになります。
配当金の受取方法も確認しておこう
配当金の受取方法には複数の種類があります。
- 株式数比例配分方式
- 登録配当金受領口座方式
- 配当金領収証方式
証券会社の設定によって入金先や受取方法が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
近年は証券口座へ自動入金される株式数比例配分方式を利用する投資家が増えています。
まとめ
日本株の配当金は権利確定日時点で株主だった人に支払われるため、その後に株を売却しても配当金を受け取る権利は失われません。ANA株を3月の権利確定日時点で保有していたのであれば、後日売却してJAL株へ乗り換えた場合でも、ANAからの配当金は通常どおり支払われます。株式投資では権利確定日と権利落ち日の違いを理解しておくことが大切です。
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