楽天証券で過去に売った株の利益総額を確認する方法|スマホの実現損益・年間取引報告書の見方

株式

楽天証券で株を何度も売買していると、「これまで売却して確定した利益は合計でいくらなのか」を確認したくなることがあります。現在保有している株の含み益とは違い、すでに売った株の利益・損失は実現損益として確認します。

楽天証券では、パソコンがなくてもスマートフォンサイトから国内株式の実現損益を確認できます。期間、現物・信用、口座区分、銘柄などの条件を指定して、売却済み取引の損益を調べられます。

「今年売った株の利益はいくら?」なら実現損益、「前年1年間の特定口座の税務上の損益はいくら?」なら特定口座年間取引報告書を見る、と使い分けると分かりやすいでしょう。

売った株の利益は「実現損益」で確認できる

楽天証券のスマートフォンサイトには、国内株式の「実現損益」という機能があります。楽天証券の公式ガイドでは、保有銘柄を売却したときや信用建玉を決済したときに発生した実現売買損益を確認できると案内されています。[参照:楽天証券 実現損益(国内株式)の使い方]

画面では期間を指定できるほか、「現物/信用」「口座」、さらに銘柄コードや銘柄名などで条件を絞り込めます。期間は約定日または受渡日を基準に設定できます。

例えば1月1日から現在までを指定すれば、その期間中に売却して確定した国内株式の損益を確認できます。「売却代金が全部でいくらだったか」ではなく、取得価額などを考慮した売買損益を見る点がポイントです。

スマホなら楽天証券ウェブサイトの「実現損益」を使う

パソコンを持っていなくても問題ありません。スマートフォンのブラウザから楽天証券へログインし、国内株式の実現損益画面を利用できます。画面構成はサービス更新によって変わることがありますが、「実現損益」という名称を探すのがポイントです。

実現損益画面を開いたら「条件を変更する」から確認したい期間を設定します。今年の合計を知りたい場合は、その年の1月1日から現在までを対象にすると分かりやすいでしょう。

楽天証券公式ガイドにもスマートフォン向けの画面例と操作方法が掲載されています。メニューの場所が分からない場合は、公式ガイドを確認しながら操作すると探しやすくなります。[参照:楽天証券 スマートフォンサイトご利用ガイド]

「過去全部の利益」を知りたい場合は期間に注意

ここで注意したいのが、「過去に売った株の利益総額」と「今年の利益」は別物だということです。数年間にわたって取引している場合、確認したい期間によって見る方法が変わることがあります。

例えば2024年に30万円の利益、2025年に20万円の損失、2026年に40万円の利益だった場合、単純な売買損益の累計は50万円です。しかし税金については各年の口座区分や確定申告、損失の繰越控除なども関係するため、「累計利益50万円=そのまま税務上の利益」という考え方はできません。

長期間の累計を知りたい場合には、実現損益画面で確認できる期間に加えて、過去各年の年間取引報告書などを保存して確認する方法が確実です。

前年までの特定口座の損益なら「年間取引報告書」が便利

楽天証券で特定口座を利用している場合、1年ごとの確定した取引結果を確認するには「特定口座年間取引報告書」が非常に便利です。楽天証券によると、この書類には特定口座内の株式等について1年間の総収入金額、総取得価額、所得または損失の額などが記載されます。[参照:楽天証券 年間取引報告書について]

つまり「昨年1年間で特定口座の株を売って、最終的にいくら利益または損失が出たのか」を確認する用途に向いています。個々の銘柄の勝ち負けを追うより、税務上の年間結果を把握したい場合はこちらが分かりやすいでしょう。

楽天証券では電子交付された年間取引報告書を閲覧できます。また、2025年には電子交付サービスのスマートフォン向け画面も案内されており、パソコンがなくてもスマホで確認しやすくなっています。[参照:楽天証券 電子交付サービス]

NISA・特定口座・一般口座は分けて考える

過去の利益を調べる際に見落としやすいのが口座区分です。楽天証券の年間取引報告書は特定口座の取引について作成されるもので、NISA口座や一般口座の取引は記載されません。[参照:楽天証券 年間取引報告書について]

そのため「楽天証券で過去に売った株すべての利益」を知りたい場合、特定口座年間取引報告書だけを見れば必ず全取引を網羅できるとは限りません。NISAや一般口座でも取引していた場合には、それぞれを分けて確認する必要があります。

特にNISA口座の利益は非課税で、特定口座や一般口座の損益と損益通算するものではありません。「投資成績としての利益」と「税金計算上の譲渡所得」は目的を分けて確認すると混乱しにくくなります。

含み益と実現利益を混同しないことも大切

現在保有している株が値上がりして表示されているプラス金額は、一般に評価損益・含み益と呼ばれます。一方、株を売却して確定した利益が実現益です。

例えば100万円で購入した株が現在120万円になっていても、まだ保有していれば20万円は含み益です。その株を120万円で売却して初めて、取得価額や手数料等を考慮した売買損益が確定します。

したがって「今まで株でどのくらい儲かったか」を厳密に考える場合には、過去の実現損益だけでなく、現在保有している株の評価損益、配当金などを別々に把握する必要があります。

米国株にも実現損益の確認画面がある

楽天証券で日本株だけでなく米国株も売買している場合、米国株式にも実現損益を確認する機能があります。公式のスマートフォンガイドでは、期間、口座、取引、銘柄名・ティッカーなどを指定して実現売買損益を確認できると案内されています。[参照:楽天証券 実現損益(米国株式)の使い方]

日本株と米国株の両方を取引している場合、「楽天証券全体でいくら儲かったか」を一つの国内株式画面だけから判断しないようにしましょう。商品ごとに取引履歴や実現損益を確認する必要があります。

また、税金を確認する目的なら、単純な画面上の損益だけで自己判断せず、年間取引報告書や確定申告関連の情報を確認することが大切です。

まとめ:スマホだけでも楽天証券の売却済み株の利益は確認できる

楽天証券では、スマートフォンサイトの「実現損益」から、売却済みの国内株式について期間を指定して実現売買損益を確認できます。パソコンがなくても確認可能です。

今年の売買結果を知りたいなら実現損益画面、前年までの特定口座について年間の税務上の結果を確認したいなら「特定口座年間取引報告書」を利用すると分かりやすいでしょう。

ただし、何年にもわたる「過去すべての利益」を知りたい場合は、NISA・特定口座・一般口座、日本株・米国株などを区別する必要があります。過去各年の年間取引報告書や取引履歴も組み合わせて確認すれば、自分の株式投資で実際にどの程度の利益・損失を確定してきたのかを整理しやすくなります。

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