日本株の夜間PTS取引とは?米国株プレマーケットとの違いやSBI証券での買い方を解説

株式

日本株の取引時間外に売買できる「夜間PTS」は、通常の株式市場が閉まった後でも取引できる便利な仕組みです。米国株のプレマーケットやアフターマーケットに似ているため、同じようなものだと思う方も多いですが、仕組みや利用方法には違いがあります。

この記事では、日本株の夜間PTS取引の特徴、米国株の時間外取引との違い、SBI証券などの証券会社での注文方法、手数料や注意点について分かりやすく解説します。

日本株の夜間PTS取引とは何か

PTSとは「Proprietary Trading System(私設取引システム)」の略で、証券取引所を通さずに株式を売買できる仕組みです。

通常、日本株は東京証券取引所の取引時間である平日の9時から11時30分、12時30分から15時30分の間に売買されます。しかしPTSを利用すると、この時間以外でも株式を売買できます。

例えば、会社の決算発表が15時30分以降に行われた場合、そのニュースを見て夜間に株を売買したい投資家がPTSを利用することがあります。

夜間PTSは米国株のプレマーケットと同じなのか

日本株の夜間PTSと米国株のプレマーケットは、どちらも通常の市場取引時間外に売買できるという点では似ています。

しかし、仕組みは異なります。米国株のプレマーケットやアフターマーケットは、ニューヨーク証券取引所やNASDAQなどの取引所に関連した時間外取引です。一方、日本のPTSは証券会社などが運営する私設取引市場です。

つまり、どちらも「市場が閉まった後に取引できる仕組み」ですが、取引が行われる場所やルールは別物と考えると分かりやすくなります。

SBI証券でPTS取引する方法は通常の株購入と違うのか

SBI証券などでPTS取引を行う場合、基本的には通常の株式購入と同じ注文画面から操作できます。

ただし、注文時に「市場」を選択する項目で、東京証券取引所ではなくPTSを指定する必要があります。SBI証券の場合は、注文画面でPTS取引を選択できるようになっています。

例えば、通常の株購入では「東証」を選択して注文しますが、夜間PTSを利用する場合は「SBI PTS」など対象となるPTS市場を選択して注文します。

夜間PTSの注文方法と通常取引との違い

PTSの注文方法は、基本的には通常の株取引と同じで、買いたい銘柄を選び、数量や価格を入力して注文します。

ただし、PTSでは東京証券取引所とは別の市場で取引されるため、必ずしも東証の株価と同じ価格で売買できるわけではありません。

例えば、東証では1,000円で売買されている株が、夜間PTSでは買いたい人と売りたい人の注文状況によって990円や1,010円で取引される場合があります。

夜間PTSの手数料は通常の株取引より高いのか

夜間PTSの手数料については、利用する証券会社によって異なりますが、一般的には通常の現物株取引と同じ手数料体系が適用されることが多いです。

SBI証券など一部のネット証券では、PTS取引でも通常の国内株式取引と同様の手数料で利用できます。また、取引時間帯によって特別な追加料金が発生するわけではありません。

ただし、証券会社によってPTS利用条件や対象銘柄、手数料体系が変更される可能性があるため、利用前に公式情報を確認することが大切です。

夜間PTSを利用するメリット

夜間PTSの大きなメリットは、日中に株価を確認できない人でも取引機会を持てることです。

例えば、仕事中に発表された決算ニュースを帰宅後に確認し、その内容を踏まえて株を購入したり売却したりできます。

また、翌日の市場開始前に注文を出すよりも早く対応できる可能性がある点も特徴です。

夜間PTSを利用するときの注意点

PTS取引は便利ですが、通常の市場よりも参加者が少ないため、売買成立しにくい場合があります。

例えば、東証では多くの投資家が注文を出している銘柄でも、夜間PTSでは買いたい人や売りたい人が少なく、希望価格で約定しないことがあります。

また、取引量が少ないことで価格が大きく動く場合もあるため、注文価格には注意が必要です。

まとめ|夜間PTSは日本株を時間外で売買できる便利な仕組み

日本株の夜間PTSは、米国株のプレマーケットと同じように時間外で取引できる仕組みですが、私設取引市場を利用する点で仕組みは異なります。

SBI証券などでは通常の株式注文画面からPTSを選択して利用でき、手数料も通常取引と大きく変わらない場合が多いです。

一方で、取引参加者が少なく約定しにくい、価格が大きく変動する可能性があるなどの特徴もあります。夜間のニュースに対応したい投資家にとって便利な選択肢ですが、PTS独自の特徴を理解したうえで利用することが重要です。

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