FXや金融サービスで表示される為替レートは、深夜0時でも常に動いていますが、「どこの国のレートを基準にしているのか」と疑問に思う人も多いポイントです。
実際には特定の都市の時間を基準にしているわけではなく、世界中の市場が連動して形成する“インターバンクレート”が基準になっています。
為替レートは特定の国ではなく世界市場で決まる
為替レートは北京やモスクワなど特定の都市の値を参照しているわけではありません。
実際にはニューヨーク、ロンドン、東京、シンガポールなど世界中の金融市場の取引をもとにリアルタイムで形成されています。
そのため「どこか1つの国のレートを採用する」という仕組みではありません。
インターバンク市場が基準になる理由
銀行同士が直接取引する市場をインターバンク市場と呼び、ここでの取引価格が実質的な基準レートになります。
FX業者や金融機関は、このインターバンクレートを参考にスプレッド(手数料分)を上乗せして配信しています。
つまり“市場の平均的な価格”が基準になっているイメージです。
24時間動き続ける世界の為替市場
為替市場はシドニー市場から始まり、東京、ロンドン、ニューヨークとリレーのように24時間動いています。
そのため深夜0時でもどこかの市場が開いており、レートが止まることはありません。
時間帯によって流動性の高い市場が変わるだけです。
業者が配信するレートの仕組み
FX業者などは複数の流動性提供元(LP)からレートを取得し、最も安定した価格を配信します。
そのため単一の都市や国ではなく、複数市場の平均的な価格に近いものが提示されます。
スプレッドの広がりも市場の流動性によって変動します。
まとめ
為替レートは特定の国や都市の値ではなく、世界中の市場で形成されるインターバンクレートを基準にしています。
24時間動き続けるグローバル市場の中で、業者は複数のデータをもとにリアルタイムで価格を配信しています。
そのため「どこの国を見ているか」ではなく「世界全体の市場を見ている」と理解するのが正確です。
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