楽天証券iGrowアプリの使い方ガイド:資産表示・積立・マネーブリッジの仕組み

資産運用、投資信託、NISA

楽天証券の資産管理アプリを使い始めるとき、画面の見方や用語、他アプリとの違い、マネーブリッジや積立設定など初心者が悩みやすいポイントがいくつかあります。本記事では、iGrowの見方と使い方、設定の仕組みをわかりやすく説明します。

iGrowアプリで見られる資産表示とは?

iGrowは楽天証券の資産づくり向けアプリで、NISAやiDeCo、投資信託の保有資産、楽天銀行の預金や楽天ポイントまでまとめて一目で確認できます。これにより口座ごとに別々に見る必要がなく、資産全体を把握しやすくなります。([参照]iGrowの資産管理機能)

画面の「資産」欄に表示される基準価額は、投資信託などの評価額の数値であり、自分が必ず投入する金額を入力する欄ではありません。基準価額は投信などの評価額を示すもので、投資した金額とは別の概念です。

基準価額と実際に入れる金額の違い

基準価額は投資信託1口あたりの価格であり、「自分で入力する金額」ではありません。基準価額を見て投信の価値を把握し、そのうえで自分が積立やスポット購入したい金額を指定します。([参照]iGrow積立設定ヘルプ)

実際に入れる金額は、自分が買付したい投信を選んだ後で設定する購入金額(積立額など)です。基準価額は、投信の現在の評価価格として表示されるので混同しないようにしましょう。

iGrowとiSPEEDの違いと併用の必要性

楽天証券にはiGrowとiSPEEDという2つのアプリがあり、用途が異なります。iGrowは投資信託の積立設定や資産管理に特化しており、長期投資や資産形成が目的のユーザー向けです。一方、iSPEEDは株式やETFなど幅広い商品の取引やチャート分析など高機能なツールです。([参照]iGrowとiSPEEDの機能比較)

投信信託のみを利用したい場合はiGrowだけで必要な操作が完結することが多いですが、株式取引や詳細な銘柄分析を行いたいならiSPEEDの併用が便利です。

マネーブリッジ設定と入出金の仕組み

マネーブリッジは、楽天証券口座と楽天銀行口座を連携させて資金移動を自動化するサービスです。設定すると、証券口座で取引に必要な資金が不足した際に楽天銀行から自動引落しされ、証券口座の余った資金は毎日夕方に楽天銀行へ戻されます。([参照]マネーブリッジ設定ヘルプ)

そのため、口座登録後に入金した分が翌日戻ってきたように見えるのは、証券口座で買付に使われなかった資金がマネーブリッジの仕組みで自動的に銀行口座に戻された可能性があります。この動きを理解すると入金・出金が自動で行われていることがわかります。

積立設定(一般・NISA・iDeCo)の違い

iGrowで投信を選ぶ際、積立やNISA積立などの選択肢が表示されます。これらは同じ投資信託の積立方法ですが税制優遇などの違いがあります。一般の積立は通常口座での積立、NISA積立はNISA口座を使った非課税枠での積立です。

つまり、「ただの積立」は一般口座での積立と考えて差し支えありません。NISAやiDeCoは税制上の優遇措置がある制度なので、これらを選ぶかどうかは自分の投資目的や税制メリットを踏まえて判断します。

実例:iGrowでの積立設定の流れ

あるユーザーがiGrowで毎月1万円の積立を設定した場合、月ごとの設定額を指定すると、その額が基準価額に応じて買付されます。基準価額が高騰している時でも、設定額は一定のため購入口数が調整される仕組みです。

また、設定後は自動積立として指定日に買付が行われ、買付後の保有状況は資産画面に反映されます。設定額は自分で決められるため、基準価額とは別の数値です。

まとめ:iGrowの基本を押さえて賢く使おう

楽天証券のiGrowアプリは、投資信託中心の初心者向け資産管理ツールとして設計されており、基準価額は評価価格であり自分が入金する額を指すものではありません。また、マネーブリッジを設定すると銀行口座と証券口座の資金移動が自動化され、入出金がスムーズになります。

積立設定は一般・NISA・iDeCoとそれぞれ税制優遇や目的が異なるので、自分の投資戦略に合った設定を選び、必要に応じてiSPEEDとの併用も検討すると良いでしょう。

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