株の練習ができる無料アプリおすすめ4選|初心者向けデモトレード・株式投資シミュレーションを比較

株式

株式投資を始めてみたいものの、「いきなり自分のお金を使うのは怖い」「まず株の買い方やチャートの見方を練習したい」という場合には、仮想資金を使ったデモトレード・投資シミュレーションが役立ちます。

2026年8月時点では、日本株をゲーム感覚で体験できる「株たす」、過去の値動きから学べる「トウシカ」、本番に近いデモ取引ができる「moomoo」、チャート分析とペーパートレードに強い「TradingView」などがあります。目的によって向いているサービスが違うため、初心者向けに特徴を整理します。

初心者が株の練習をするなら「株たす」が分かりやすい

「株たす」は、実際の株価データを利用して株式投資をシミュレーションできる初心者向けアプリです。運営会社のグリーンモンスターによると、東京証券取引所から取得した株価データを利用したデモトレードに対応しており、日本株約3,800銘柄に加えて米国株にも対応しています。[参照]

実際のお金ではなくデモ環境で売買を体験できるため、「株を買うと損益がどう変化するのか」「株価が上がったところで売るとどうなるのか」といった基本を覚える用途に向いています。株式投資について解説する学習コンテンツも用意されています。

たとえば最初に知っている企業を数社選び、仮想資金で購入して値動きを観察するだけでも練習になります。株式投資をまったく経験したことがなく、難しい機能より分かりやすさを重視するなら候補にしやすいアプリです。

ゲーム感覚で投資を学びたいなら「トウシカ」

「トウシカ」もグリーンモンスターが提供する投資学習・シミュレーションアプリです。実際にあった過去の株価の値動きを使い、時間を短縮して株取引を体験できる機能があります。アプリ内で実際の株取引を行うものではありません。[参照]

リアルタイムの市場をじっくり待つのではなく、過去の値動きを使って短時間で売買を経験できるところが特徴です。株だけでなくNISAや資産運用について学ぶコンテンツもあるため、「株の注文操作だけでなく投資そのものを勉強したい」という初心者にも使いやすいでしょう。

一方、本物の証券会社の注文画面を再現することが主目的のアプリではありません。本番に近い注文方法を練習したい段階になったら、次に紹介するデモ取引サービスも併用すると理解しやすくなります。

本番に近い売買を練習するなら「moomoo」のデモ取引

moomoo証券には、仮想資金を使って株式などの売買を体験できるデモ取引機能があります。公式サイトでは、デモ取引は無料で利用でき、入金不要で日本株や米国株・ETFなどの取引を練習できると案内されています。[参照]

日本株のデモ取引では2,000万円分の仮想資金が用意されており、実際のお金を失うリスクなしで注文やポジション管理を試せます。リアルタイム相場データやチャートを利用して、本番に近い感覚で練習したい人に向いています。

ただし、初心者には機能が多く感じられる可能性があります。「買う・売るとは何か」という段階なら株たすなどから始め、注文方法やチャート分析まで練習したくなったらmoomooへ進む方法もあります。

チャート分析まで練習したいならTradingView

TradingViewには「ペーパートレード」というデモ取引機能があります。公式ヘルプでは、実際の資金を入金せず、仮想資金を使って売買を練習できる機能と説明されています。株式だけでなく、FXや先物など幅広い金融商品をシミュレーションできます。[参照]

TradingViewの強みはチャート機能です。移動平均線などの指標を表示しながら、「この条件で買ったらどうなったか」と売買を試せるため、チャート分析を覚えたい人には特に便利です。

一方、投資初心者専用のゲームではないため、最初は画面に表示される情報量が多く感じられるかもしれません。株の基本を覚えた後のステップアップ用として利用するのもよいでしょう。

無料の株練習アプリを目的別に比較

サービス 向いている人 主な特徴
株たす 株が初めての人 実際の株価データを使ったデモトレード
トウシカ ゲーム感覚で学びたい人 過去の値動きを使った投資体験・学習
moomoo 本番に近い環境を試したい人 仮想資金で日本株・米国株などをデモ取引
TradingView チャート分析も練習したい人 高機能チャートとペーパートレード

完全な初心者なら、まず「株たす」や「トウシカ」のような学習寄りのアプリで基本を覚え、その後にmoomooやTradingViewで本格的な注文・分析を試すと段階的に学べます。

なお、無料で利用できる範囲や提供機能、対応OS、利用条件などは変更される場合があります。ダウンロード前には各サービスの公式サイトやApp Store、Google Playで最新情報を確認してください。

デモトレードで利益が出ても本番で勝てるとは限らない

株の練習アプリには大きなメリットがありますが、実際の投資とは決定的な違いがあります。それは、自分のお金が減る恐怖がないことです。仮想資金なら100万円の含み損が出ても生活には影響しませんが、本物のお金なら心理的な負担は大きく異なります。

また実際の株取引では、手数料、税金、注文の成立状況なども考える必要があります。シミュレーション上で大きな利益が出たとしても、それだけで実際の投資でも同じ結果になるとは考えないようにしましょう。

練習するときは「利益を最大化するゲーム」にするより、購入理由と売却理由を記録する方法がおすすめです。たとえば「決算が良かったので買った」「10%下落したら売ると決めた」など、自分なりのルールを作ると実践的な練習になります。

まとめ:初めてなら株たす、本格的な練習ならmoomooやTradingViewも候補

無料で株式投資を練習したい場合には、初心者向けの「株たす」「トウシカ」、より本番に近いデモ取引ができる「moomoo」、チャート分析にも強い「TradingView」などの選択肢があります。

株についてほとんど知らないなら株たすやトウシカから始め、売買の基本を覚えたらmoomooやTradingViewのデモ取引へ進むと、実際のお金を使わず段階的に経験を積めます。

ただし、シミュレーションはあくまで練習です。デモ取引で利益が出たことを理由に、いきなり大きな金額を投資するのは避けましょう。実際に投資を始める場合は、生活資金とは分けた余裕資金を基本として、自分が許容できるリスクの範囲から始めることが大切です。

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